セブの日本人通りASフルチュナストリートのマクドでの出来事。
若いフィリピーナが大きなゴールデンレトリバーを連れてマクドへやってきた。
年のころはそうさぉ3歳位か。
余計なお世話だが、手入れはさほど念入りにされておらず、マクドが似合う感じだ。
一応フィリピンでもマクドでは店中に犬を連れて入れない。
その犬は入口付近に繋がれた。
連れてきたのは飼い主かハウスキーパーか微妙な感じのマンダウエなポニーテール。
しかし人柄の良さが表情からあふれていた。
あんな子が可愛いっちゃんのヤヤなら最高だと思いながら風景の一部として眺めた。
外に繋がれている犬が店内で注文している彼女の元へ走り寄りたくて猛烈に吠えながらジタバタし始めた。
店内に大型犬特有の物凄い吠声がこだまする。
エアコン17℃設定のまま入口のドアは常時全開中。。。
スタッフを含め、店内のすべての客がそのデカい声のほうへ振り向いた。
レジに並んでいた男性客がドヤ顔でこういった。
きっとお腹減ってるんだよ!
「Basin gi gutom siya.」
バシン ギ グトム シィヤ
いやいや、それは違うだろ!
お前と一緒にするなボケ。
私は心の中でつぶやいた。
別の客が続けてこう言った。
店内はエアコンがあるからね!
「Kay Naa Aircon sa sulod」
カイ ナー エアコン サ ソロッド
いやいやいや、それは絶対違うだろ!!
何で誰も「その犬は飼い主の傍に行きたくてしかたない」と言わないのだ?
腹が減っているから犬もマクドで何か食いたいとか、外は暑いので店内で涼みたいとか、自分と犬の区別が付いていない。
これはフィリピン人の基本的思考回路を考察するうえで大変有効な事例といえそうだ。
やはり、フィリピン人は犬も含め他者の存在が薄く、自分と他人の区別をあまりつけない。
自分で自分に感謝することがないように、誰かに何かを貰っても感謝が なかったり、借りた金を返さなかったりする。
マクド劇場でわかるフィリピン人の頭の中。
いや、犬もフィリピンでそだつとフィリピン人のようになるのかもしれない。。。
さて、大好きな飼い主が食べ物を持って戻ってきた。
犬は彼女と食べ物どっちに反応しているのだろうか。
以上、セブのマクド劇場でした~!
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