フィリピンにも一応宅配便がある。
郵便局が国営過ぎて全く機能せず、フィリピン丸出しなので民間の宅配ショップは唯一の砦だ。
先日LBCという殿様商売の権化みたいな宅配店へ封書を出しに行った。
カウンターに5人客が並んでいた。
日本ならたった5人だが、フィリピンの処理能力で5人は既にヤバい。
スタッフ数がやたらと多いフィリピンなのだが、その店舗はなんとワンオペ!
相方が休んだのだろうか。
私の調査によるとフィリピンの宅配受付は一人の客の処理になんと平均7分もかかる。
なぜそんなに遅いのか?
余計なお世話ながら解説させてもらいたい。
日本の宅配便の場合、客が書いた配送伝票を店側が受け取り、荷物の重さと大きさを確認して支払いを済ませ終わりだが、廃テクの国フィリピンは違う。
客から受け取った伝票の全情報を端末へ打ち込むのだ。
作業風景を見ていたが、ガイジンとのチャットで毎晩鍛えたスピードはなかなかのものだ。
しかし、難しい顔をして途中で手が止まる。
どうやら住所コードをマニュアルで入力しているようだ。
荷物の送り先は僻地が多いうえ、伝票の字も書いた本人さえ分からないほど汚い。
一生懸命やってもインプットするだけで5分はかかるような仕組みなのだ。
客の中に年寄りが入ってたらアウト。
プルプルしながら脈略のない世間話をどんどん挿入してくる。
結局、客の待ち時間を犠牲にしてまで無理やりその場で情報をインプットする意味は配達トラッキングサービスのため。
しかし、いざ自分の荷物がどうなっているのか調べてみても現場が踊ってばかりいては意味がない。。。
どうせなら、「今ダンス中」という項目も追加してほしい。
ワンオペのLBCを利用する際は、7分×待人数で見積もって利用するかどうか決定するのが良いだろう。
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