カルチャーショック

変化を嫌うセピア色の街

投稿日:2018年7月26日 更新日:

日本で自動車免許を取得してから約20年間運転したが、車のタイヤがパンクした記憶は数回しかない。

車が大の趣味だったこともあり、かなりの本数のタイヤをハイペースで使いつぶし交換していたのでパンクさせる暇が無かったといったほうが適切かもしれない。

しかし、セブで運転し始めてからもう数えきれないほどパンク修理をした。

セブの路面環境は過酷を極め、角材や釘などがそこら中に落ちている。

全て肉眼で見極めよけながら運転することなど不可能。

朝から車に乗ろうとしたらタイヤがぺっちゃんこで唖然とう有様だ。

平均して年3回はパンク修理をしている。

だから日本ではお目にかかれないタイヤパンク修理専門工場という商売が成り立つのだ。

先日、ティムの愛車が朝からフラットタイヤとなっていたので、スペアタイヤに履き替えて最寄りの修理店へ持って行った。

正真正銘の南国気質セブではどこへ行ってもダラダラとやる気なさそうに仕事をするのが普通だが、なぜかこのパンク修理業界だけは、驚くほど機敏な動きをする。

待っている間にどこからともなく子供がリヤカーを押しながらやってきた。

セピア色が似合う光景だ。

常に頭をポリポリと掻いているハローキティの少女。

パンクというよりもタイヤがホイールから外れている。

工具を借りて自分たちで修理を始めた。

二人だけが仕事をし、他はじっと見ているだけ。

このころからフィリピン人らしさが培われていくようだ。

うーん、戦後間もない70年前の日本。

どこから来てどこへ行くのだろうか。

ところで、パンクが避けられない道路事情では、この東洋タイヤのパンクしないエアレスタイヤがバカ売れするはず。

フィリピンで販売されるのはいつ頃だろうか。

 

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モトボサツ

2年のセブ島ジャングル生活を経てビサヤ語を習得。その後タガログ語も同時に習得し、最後は英語という逆ばりメソッド。現在生命保険、医療保険コンサルおよびビジネス通訳を兼ねる。元セブの大学にて3年間ストリート系日本語教師の経験あり。

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