日常的な渋滞が顕著なセブ市内だが、特に給料日から1週間の午後5時以降の道路は災害レベルで巨大な駐車場と化す。
心に余裕なんて綺麗ごと言ってられない世界だ。
特に金曜日の夕方から夜にかけはアヤラモールから我が家まで車より徒歩のほうが早い事のほうが多い。
しかし昨年からサイクロン号が私の二代目アミーゴとなり、移動が恐くなくなった。
「バイクはセブ渋滞ライフの勝者やね」と思いながら生活しているのだが、先日ある事に気が付いた。
「ひょっとしてチャリの方が早くね!?」
先日、目の前をチョロチョロ走る小型チャリに乗ったフィリピーノに最大級にイラっとしつつ、メルセデスビル前でオーバーテイク。
しかし、日本領事館のあるKeppelビル前の交差点で信号に引っかかっているうちにまた抜かれてしまった。
うーん、いまいましい。。。
チャリは赤信号で進入してもCITOM様に捕まらないのだ。
ようやく信号が青になり、いきなり止まる身勝手なジプニーをパスし、Landers前でローカルチャリを左からズバッとオーバーテイク。
しかし、赤に変わったばかりの信号にまたまた捕まってしまった。
その信号はなんと250秒(4分10秒)のクレイジーな待ち時間を誇る。
チャリはまるでゲームのように車の間を余裕ですり抜け、そのままF Cabahug通りへ消えて行った。
いまいましいあのローカルチャリを抜けるか?
元レーサーとして心に炎が!
そこから我が家まで一切信号はない。
「ふふふ、最速は一人だけでいい」
ブツブツとヘルメットの中で念仏のように独り言を言いながらシグナルが青に変わるのを待った。
しかし、いきなり止まるジプニーやタクシー。
ウインカーを付けずに左折しようとする謎のSUV。
デブを後ろに載せてゆっくり走ってくれるバイク。
まるで障害物競争のような感じで突き進み、ようやくコールセンタービルGagfaタワーのコーナーを左へ曲がるチャリを発見。
Apla city Suitesホテル前の交差点で前に出れば俺の勝ちだ。
勝手にレギュレーションを決めた。
しかし、渋滞T字路でCitom様が通せんぼしている。
俺の夏は終わった。。。
チャリはサイクロン&モトボサツをあざ笑うかのようにHernan cortes通りへと消えて行った。
夕方の渋滞タイムではアヤラ付近からマンダウエ市の入口付近まではチャリ最速。
チャリライフもいい。
以前はチャリの駐輪場なんてほとんど見た事が無かったが最近は随分市民権を得ているようだ。
坂もほとんどないセブ市内ではバイクよりチャリのほうが実用的な気がする。
購入してから3か月乗れないアホな待ち時間も要らないし、ガソリンもヘルメットもいらない。
あの無駄に長い赤信号もゲーム感覚ですり抜けていくことができる。
時間的リスクを取るか、身体的リスクを取るか。
あくまで自己責任で!
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