フィリピン情報は基本ウソ
2014年にフィリピンで1億人目の赤ちゃんが誕生したというニュースを本ブログでも何度か取り上げたが、実はその時すでに1臆なんかとっくに超えていたことが具体的に判明。
ABS-CBNより
全国で約500万人のフィリピン人がフィリピン統計局(PSA)に未登録のまま残っている、と政府機関は述べた。
PSAの国家統計担当官であるRonaldo Taghapは、未登録のフィリピン人の40%近くが0〜14歳の子供であると述べた。
その500万人という数字はどっからきたのか?
それ自体がすでに怪しい。。。
ツイッター情報
5 million Pinoys without birth certificate: PSA https://t.co/0DvWMVE1aF
— ABS-CBN News (@ABSCBNNews) February 27, 2019
つまり政府が無くても生きていける?
日本人男性とフィリピーナが結婚するケースが多いが、お陰様で時々フィリピン妻の出生証明関の翻訳の仕事を頂いたりしている。
いままで20組以上の書類翻訳に携わったが、フィリピン嫁側の特徴として共通しているのが、フィリピン妻の親が子供が生まれて期日までに届を出していないということだ。
そのせいで殆どの出生証明に「遅延理由」という余計な書類の翻訳が入ってくるのだ。
フィリピンタイム。
それは単に約束の時間に遅れてくるというもののみならず、手続きに関する書類提出に関しても超ずさん。
つまり、なにか困ったことが起きてから初めて登録作業を慌てて行うのだ。
海外出稼ぎが主力産業のフィリピン。
当然パスポートが必要なのだが、その時に出生届の名前のスペリングと別の届けのスペリングが微妙に違うのでその是正手続きが必要となる。
フィリピンのお役所仕事はビックリするほど遅いので、海外出稼ぎのチャンスがあっても2年以上パスポートが発行されず機会を失うケースも多い。
統計局が把握していないフィリピン人が500万人いるということは、政府に管理されていなくともフィリピン人として生きていけるということだろう。
つまりフィリピンの田舎で生まれてその土地で死ぬフィリピン庶民にとって政府なんていらないということなのかもしれない。
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