酒の販売も飲酒も禁止
選挙の時期となると必ず出てくる単語がこれ。
Liquor ban(リカーバン)。
つまり選挙期間中の酒類の販売は禁止ということだ。
この制度を初めて知った時に「禁止するほど選挙で酒飲んで危ないってどんだけやん?」と思った。
私の知る限り博多っ子は日本で最も血の気が多く、とくにダイエーホークス(現ソフトバンクホークス)が負けるとめちゃくちゃ機嫌が悪くなり、彼女をひと前であってもひっぱたいたりするやつが多い。
更にビールとか飲ませたら火に油状態だ。
しかし、それにじっと耐え忍ぶのが博多のオナゴの定めだという。
liquor ban(リカーバン)って何?
- alcohol(アルコール):酒類、アルコール飲料全般を意味する。
- liquor(リカー):アルコール飲料のことだが、中でも蒸留酒の意味合いが強い。
(テネシーウイスキー、テキーラ、ブランデー、コニャック、ラム等)
別にalcohol ban(アルコールバン)でも別に良さそうだが、選挙のシーズンで飲酒禁止を意味するときは基本的にliquor banの方が採用されている。
これはもうそういう事だと割り切ったほうが良さそうだ。
banはprohibitと同じく法律や規則で禁止するということを意味する。
42 jailed in Cebu City for liquor ban violation
セブ市で飲酒禁止違反により42人が逮捕
5月12日の深夜から5月13日の0時までアルコール販売および飲酒禁止されている。
さっそくその瞬間に42名が逮捕されている。
ウォーターフロント刑務所に13名入れられている。
ということはITパーク付近でとっ捕またのだろうか?
ケタ違いマニラは300人逮捕
流石マニラは刑務所の中に入りきれないほど一気に逮捕されている。
歓楽街はOK!!
マニラで最もエロガイジンの集まるマカティのブルゴスでは特別に免除待遇を受けるのが通例。
もちろん警察署長にとってはウハウハの季節となるのだが、このオカニ(お金)に転ぶ中途半端さがフィリピンらしい。
ブルゴスストリートにある外国人観光客向けのバーや施設に対しComelec NCR(選挙管理委員会)が特別に酒の販売を許可する。
ただし選挙の禁止の対象になっていない外国人に限られる。
飲むなと言われると飲みたくなる?
昨夜某日本食レストランにてカワイイちゃんを代行して母の日(ティム)を祝おうと繰り出したのだが、酒が飲めないと知ると店を出て行ってしまう日本人客が目立った。
この時期くらい飲まなくても良さそうなアルコールだが、飲むなと言われると逆に飲みたくなるのもわからんでもない。
しかし、恒例の行事なので当然禁止されていることを知りながら販売または飲んで逮捕されるフィリピンの多さをみると、ルールは破るためにあるというフィリピンローカルポリシーが非常にわかる。
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