パロパロの聖地フィリピン
実は昔から友達が少ない。
大学時代も図書館が友達で人間の友達はあまりいなかった。
そんな孤独を愛する50歳だが、フィリピンに住み始めてから、顔見知りのフィリピン人から気軽に「Hoy My best friend」と気安く呼ばれることが多々ある。
ま全然ベストフレンドでもないし、フィリピン人側も都合良く表面的なノリで呼んでいるだけなのだ。
しかし、2013年からブログを書き始めて、モトボサツという妙なハンドルネームが定着してくると共に、ブログの読者と徐々に知り合いになって行き、気がつけばフィリピン全土に日本人の知り合いが増えている。
その9割方は男性なのだが、共通項はパロパロ。
パロパロって何?
パロパロとはタガログ語でバタフライの事なのだが、蝶は見境なくあっちこっちの花にとまり蜜をチューチュー吸のでその様子から浮気性の男性をフィリピンパブ業界ではパロパロと呼ぶようになった。
菩薩書房より
1年を通じてパロパロ祭りなフィリピンだが、基本的に男達の脇は甘く、奥さんや彼女に浮気がバレて修羅場になったというレポートが絶えない。
昨日もEさんという日本人男性から修羅場レポートがあった。
某出会い系で見つけた女性と待ち合わせをしたらしいが、どうも肩の付近の骨格が逞しい。
チェックインする寸前に思い切って確認してみたそうだ。
交通費という名の授業料を渡してお引き取り願ったそうだ。
しかし、そのあとで同棲中の彼女がそのやり取りを知っている。
携帯のロックは定期的に変更しているし、ハッキングされないようにその辺に放置したりせず厳重に取り扱っている。
しかし、彼女がなぜバイヨットと会ったことを知っているのかE氏には皆目見当がつかなかった。
そしてふと気が付いた。
E氏がちょっと部屋を出ている時に彼女はE氏のパソコンを開きフェイスブックへログインし、ログを全部確認していたのだ。
パソコンの場合、ブラウザーのキャッシュがまだ生きているので、すべて閉じていてもブラウザー開いてフェイスブックのページに飛べば自動的にログインされるのだ。
日本人ってパロパロの代名詞?
私の調査によれば、もともと持病ともいえるパロパロ体質の男性が好んでフィリピンへやってきている傾向にあるが、フィリピンという環境が男性をその気にさせている。
日本では恋愛の優先順位はかなり低く、異性の気を引くという面倒な作業は殆どしない。
一方、フィリピンはフェイスブックもインスタグラムも異性の目にとまるという大前提のもとアップされているのだ。
普通にフィリピンの地で呼吸しているだけなのに誘惑のワナがひっきりなし。
日本人とみればコンドミニアムの販売やウリ系のお姉さんをはじめ、いろんな人からアプローチが絶えない。
フィリピンという過酷な環境になぜわざわざ日本人が好きこのんで住んでいるのか多くを語る必要がないのだ。
そんな戯言をフィリピーナの奥さんや彼女に説明しても仕方がないが、フィリピン人は相手の相手のアカウントに平気で入り込み浮気調査を行う。
それを愛情の証だと本気で思っているので手の付けようがない。
Eさんのように修羅場になったケースは枚挙にいとまがないが、普段使っている無防備なPCから情報が洩れる可能性が高い。
面倒でもキャッシュをクリアーにするかパソコンのスクリーンロックを頻繁に変更するという習慣が家内安全の秘訣なのだ。
パロパロの諸君。
ご安全に!
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