シビれる質問
セブ島語学留学生と話をする機会が多いのだが、日本から来たばかりの人の質問や目線は私のような土着の日本人にとっては非常に刺激的だ。
日本では当たり前のことがフィリピンには存在しないことが多い。
例えばこれもセブ島留学生あるある。
どっかこの辺に自販機ありますか?
https://twitter.com/motobosa02/status/1153295955573137409
真顔で「自販機無いですか?」と聞かれると鳥肌が立つほどうれしい。
日本は世界一の自販機国だ。
駅の構内にはズラリとドリンクやカロリーメイト系の自販機が並んでいる。
そればかりか、家の前にマイ自販機を置いている家もある位だ。
私が小学校の頃といえば40年位前だが、当たりつきのルーレットタイプの自販機が流行りで、学校の帰りによくチャレンジしたものだ。
ところで、日本からやって来たばかりの語学留学生には申し訳ない話だが、セブには自販機が殆ど見られない。
私の記憶の中を探ってみると、セブの空港内に一部自販機が置いてあるが、かなり稀な存在だ。
フィリピン人が日本へ行くと必ずと言って良いほど自販機の前で盛んに自撮り。
通行人はそれを妙な目で見ているが、私も数年毎に日本へ一時帰国するたびに、ズラっと並ぶ自販機の姿に圧倒され、写真を撮りたい衝動に駆られる。
世界一治安の良いと国と言われる日本だからこそ、誰もいない道端に自販機がポツンと存在出来るのであり、自販機をその辺に置いたら最後、翌日にはボコボコに破壊されているはず。
他国でも自販機はショッピングモールの中など、治安を配慮した環境の中で唯一存在し、防犯カメラ付きの自販機も普通にあるようだ。
それと、暖かい飲み物と冷たい飲み物が同じマシーンの中で共有しているのも脅威的な出来事らしい。
アメリカでさえ、自販機で買えるのは冷たい飲み物なので、自販機のボタンを押すとホットコーヒーがコロンと出てくるなんてマジックなのだ。
日本は治安が良く、自販機を設置しても強奪や破壊されるリスクが少なかったことも普及を後押しした。店舗よりも自販機で売った方が利益率も良く、飲料メーカーは自社製品だけを陳列でき、市場調査もできるなど、販売側のメリットも大きい。
我が宿敵フィリピン料理店
私が極力行きたくない飲食店はフィリピンレストラン。
なかなかオーダーを取りに来ない。
スタッフは多すぎるほど居るのに手を上げても誰も気が付かない。
そして、三つオーダーしたら必ず一つ何か忘れるフィリピンあるある。
料理が出てくるのも当たり前のように時間がかかり、まるでフランス料理のコースのように少しずつ出てくる。
先にドリンクを運んでくれと言ってもそれが叶う可能性は低い。
店の中に自販機置けよ
日本からゲストが来ると一度はフィリピン料理を食べさせようとフィリピン料理店へ行くのだが、ビールで乾杯が出来ない。
店の中にビールの自販機置けよといつも心の中で叫んでしまう。
しかし、もし店の中に念願の自販機があるとどうなるか?
間違いなくトラブル続出。
- オカニ(お金)入れてもなぜか出て来ない
- おつりが無い
- 冷えてない
- 在庫切れ
フィリピンで日本人が堅く成功するビジネスの条件は、タクシーもそうだが、機械を主役にするということだと考える。
マッサージチェアが流行る国では意外と機械で買うということにハマるかもしれない。
そうなると、在庫管理という概念のないフィリピン人を使ってどうやって在庫切れを防ぐかというソフト面の開発が急務だろう。
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