地震台風災害

【地震崩壊】フィリピンのコンドミニアムの脆さが露呈|フィリピンで地震に備える

投稿日:2019年11月2日 更新日:

その昔、セブは周りの島に守られて、「台風も地震も来ません」という話がまかり通っていたが、私が経験しているこの10年以内に震度4前後の地震が2度あった。

日本では大したレベルの揺れではないのだが、地震に慣れていない人も建物も大パニック。

2度目の地震ではサントニーニョ教会の鐘付き堂が崩落した。

フィリピンでは結果的に分るように、日本でよく起きる震度4程度の揺れでも大災害となってしまうのだ。

そういう意味でもフィリピンへ渡航する際は、海外旅行傷害保険は必須アイテムだと言える。

ミンダナオ地震

2019年10月16日、29日、31日と連続してセブの更に南にあるミンダナオ島でマグニチュード6強の地震が発生した。

OCT 16 - Mag 6.3
OCT 29 - Mag 6.8
OCT 31 - Mag 6.5

震源は浅く、付近に大きな被害が出た。

一気に有名になってしまった
Eva's hotel in Kidapawan Davao

耐震強度の低さが露呈

フィリピンのブロック積み式の危ういコンドミニアムの構造の建設現場をよく目にするが、地震が来たら一発崩壊だという話もよく耳にする。

そして、今回のミンダナオ島の地震で、崩壊という文字がそのまま当てはまる程の崩れ方をしたホテル。

震度4前後の揺れで崩れる耐震性の低さのサンプルとして今後使われてしまうだろう。

私がセブで住んでいるタウンハウスも築年数は8年程度だが、前回の地震で既に無数のヒビが入っている。

しかもその壁のヒビが日々成長していたので、カワイイちゃんが喜ぶ月と星のステッカーで被害の広がりを食い止めてある。

夜になると蛍光で光るんだよ

2階部分の壁のヒビ

地震が来たらどうする?

✔「机の下に隠れる」は危険なので安全な場所へ移動。

転倒落下物などで机の下に閉じ込められた時に火災やガス漏れが発生してしまうと、逃げられなくなってしまう可能性がある。

トイレに逃げるのはもっと危険。

阪神・淡路大震災では犠牲者の83.3%が建物の下敷きや家具の転倒落下によるものだった。

揺れを感じたら、座布団やクッション、バイクのヘルメットで頭を守って直ちにドアを開けよう。

✔地震が来たら、まずは玄関のドアを開け、避難路を確保。

✔たまたま調理中だった場合はその場で火を消す。

しかし、揺れている最中に、遠くまで火を消しに行くのはタブー。

✔電化製品や割れやすい食器や瓶が飛んでこないように普段から整理整頓をしておく。
包丁も飛んできたら恐ろしい凶器に早変わり。

✔割れたグラスや食器の破片を踏みつけて怪我をするのでスリッパを履く習慣が大事。

実際私はセブの地震で足の裏を怪我してしまった。

✔寝室には背の高い家具を置かない。

✔2階に行ったら無理に階段を降りて外へ出ない

2階のほうが重いものが少ない分、空間に隙間ができやすいので、生き延びる可能性が高い。

✔携帯は常にフルチャージを心がける

 

普段から、もしここで大揺れが来たらどうすべきかというシミュレーションを立てておくのが肝要だ。

 

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モトボサツ

2年のセブ島ジャングル生活を経てビサヤ語を習得。その後タガログ語も同時に習得し、最後は英語という逆ばりメソッド。現在生命保険、医療保険コンサルおよびビジネス通訳を兼ねる。元セブの大学にて3年間ストリート系日本語教師の経験あり。

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