先日、ヤヤによる子供の誘拐記事を書いてから、フィリピンで子供を誘拐から完璧にガードするにはどうしたら良いのかを考えていた。
特にフィリピンのセブ島は親子留学や親子移住の候補地として人気があり、セブは特別に治安が良いと闇雲に信じる傾向にある。
しかし、現実の世界はワイルド。
ファイブスターホテルの外に一歩出ると普通にフィリピンなのだ。
子供が単独で登校し帰宅するのは現実的でなく、私立の学校は親やドライバーが迎えに行くので学校付近は渋滞し、公立の小学校も校門の外には迎えに来ている親の人だかりが出来る。
うちは幼稚園の送り迎えをティムが毎日やっているのだが、幼稚園にいる間にさらわれる可能性も考えられる。
ショッピングモールでもファイヤーアームを使った事件が簡単に発生するほどセキュリティ意識が甘く、兄弟姉妹や親戚を装った奴が偽のIDを見せて簡単に入ってきて、子供を連れ出せるだろう。
少女が誘拐犯を撃退
アリゾナ州サンタンバレーに住む11歳の少女は午後3時45分ごろに友人とサンタンバレーの公園から家に向かって歩いていたが、白いバンの男性が車を止めて彼女の兄弟がひどい事故に遭っているので一緒に行くように言われたと少女の母親、ブレンダ・ジェームズは記者会見で言った。
幸いなことに、少女は数ヶ月前に家族が考案した合言葉を知らない人に尋ねて答えられなかったので罠だと分かったのだった。
合言葉を尋ねられた男は顔を覆いぎその場を立ち去ったとピナル郡保安官マーク・ラムはNBCニュースに語った。
保安官のオフィスからのFacebookの投稿によると、1日数回公園を周回している白いSUVがいたと他の子供達の証言で明らかになった。
合言葉
合言葉は英語で何と表現されるのだろうか?
この記事では合言葉のことを'code word'と記載している。
私の大好きなDMM「英会話なんてuknow」にはこんな回答集が掲載されていた。
password(パスワード)
映画やドラマなどで、子供たちがよく秘密の基地などでそこに入るために設定している「合言葉」も、”Say the password!" (合言葉を言え!)というセリフをよく耳にしますよね。
I can't let you in unless you give the password.→合言葉を言わない限り、中に入れることはできません。
pincode(ピンコード)
4桁暗証番号の際にはこれを使う。
私の頭に浮かんだのはDako pwet(デカ尻)かWalay totoy(貧乳)。
いつもティムに向かって言っているパスワードなのだ。
どうせなら子供が喜んで覚えるパスワードの方が有効だろう。
名前を書かない
もう一つ大事なのが、子どもの洋服や持ち物の表側に名前を付けないということだ。
特に学校で使う服やバッグには子供の名前を書き込む「おなまえ」欄があるが、平和な日本では大丈夫でもフィリピンでそれをすると誘拐犯に子供の名前を露出しているようなものだ。
朝日新聞によると、埼玉県で起きた誘拐事件で、容疑者は面識のない少女にフルネームで声をかけたとされる。フルネームを知った経緯の一つには、自宅玄関先の傘などがあったという。新入学の季節。子どもの持ち物などに名前を書く時、どうしたらいいのだろうか。
GPS追跡アイテム
子供のバッグの中やアクセサリーの一部としてGPS追跡機能のあるアイテムを入れておくと安心だ。
スマホの機能だともし電源が切られてしまっていたらお手上げ。
これは男性にとって浮気調査の役に立ってしまう恐ろしいアイテムだったりする。
まとめ
フィリピンの場合、親戚も犯人候補になりやすい。
日本人が留守中に大金を盗まれたりする事件もあるが、現金の在処が分かっている人間の犯行の可能性が高い。
特にクリスマスシーズンが近い今は治安が良いと言われるセブもスマホが頻繁にスられたり、置き引きの被害が続出している。
誘拐の可能性も必然的に高まっているだろう。
フィリピンで子育てする人は子供から目を離さない、また万が一に備えて親子にしか分からない変態パスワードによるプロテクト訓練もしておかなければならない。
この情報が参考になれば幸いです。
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