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【国際学力調査】フィリピンは79ヵ国で6部門ほぼ最下位という現実

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日本の読解力低下に警鐘

 経済協力開発機構(OECD)が進めているPISA(Programme for International Student Assessment)と呼ばれる国際的な学習到達度に関する2018年度の調査が実施され、参加国の15歳を対象に読解力、数学的リテラシー、科学的リテラシーの三分野について発表された。

つまり国別の高校生の賢さを比較するランキング一覧だ。

79か国中、 読解力は中国、シンガポール、マカオ、香港、エストニア、カナダと続き 日本は15位。

さらに日本は数学で6位、科学で5位と前年度より順位落とす。

「日本の生徒は、デジタル時代の複雑な文章を読むのに慣れていない」。必要な情報を探し出したり、根拠を示して自分の考えを説明したりする問題が苦手。OECDの学習到達度調査で読解力が8位→15位に後退しました。

日本経済新聞 電子版より

6部門すべて底辺フィリピン

日本の15歳の読解度が前回の8位から15位に落ちているという現状を危惧するコメントがツイッターでも嵐のように吹き荒れているが、添付してあるランキング表の中にフィリピンは一切現れない。

ひょっとして参加していないのではないかとホッとしながらも気になったのでPISAのホームページで確認してみると。。。

底辺にゾロ目状態で並んでいた。

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参加国79国のはずが読解力部門には70ヵ国しか表示されていない。

  1. 読解力全体    70位/70ヵ国
  2. 情報を探し出す  68位/70ヵ国
  3. 理解する     70位/70ヵ国
  4. 評価し熟考する  70位/70ヵ国
  5. 数学的リテラシー 77位/79ヵ国
  6. 科学的リテラシー 78位/79ヵ国

PFDファイルを見る

国際底辺3兄弟としてはコソボ、ドミニカ共和国。

フィリピン好きな人には心地良い場所かもしれない。

しかし、上位は見事に中華系だ。

北京 上海 江蘇 浙江、マカオ、シンガポール、香港が上位を占めているのを見ると世界を牛耳るのは中華なのだろう。

フィリピンも中国の福建省からやってきた華僑が長きにわたり政治経済を牛耳っているのが現状。

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学力低下は安倍政権のせい

この件に関するツイッターを見ていると安倍政権が学力の低下を招いているという意見が多いのだが、日本が下がったのというよりも周りが上がったのではないだろうか?

もうすぐサンタマリアになりそうな高齢議員で構成される日本の政治家は日本の資産をネコババしつつも、自分の子供や孫はダイジュブ(大丈夫)だという上級国民意識に溢れいてる。

日本の人口が激減し、年寄りに使う予算ばかりが目立つ中で子供を産み育てる幸せが日本から消えて行っているのだ。

そもそも8位が15位になったことを騒いでいる場合ではないのかもしれない。

日本の若者のフィリピン化現象

日本の若者がフィリピン化しているとよく耳にするが、一体どういうことなのだろうか?

見事に底辺に輝いたフィリピンの特徴を日本の若者に当てはめてみるとその根拠が導き出されるのかもしれない。

私の調査によるとフィリピン人と日本人の大きな違いの一つはずばり集中力であると思っている。

たとえば、一般的にフィリピン人は映画館で映画を観ながら突然電話をかけたり、スマホをいじったりするのが目立つが、2時間という時間の映画に集中することができない人が多い。

うちのティムもNETFLIXの最新映画を観たいと自分で言っておきながら、映画の最中8割はスマホをいじっている。

日本の若者もスマホをいじりすぎて、ある一定時間何かに集中する事が出来なくなっているのではないだろうか?

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おまけ

ちょい悪ボサツ
ほらほら、このフィリピンの学力ランキング見てみろよ
ティム
あー、それパブリックでの話でしょ?
ちょい悪ボサツ
えっ。。。

ついさっきまでドヤ顔だった私の顔はそのままフリーズしてしまった。

都合の悪い情報は自分とは無関係だとスパっと切り捨てる感覚が「なるフォド・ザ・フィリピン」。

 

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モトボサツ

2年のセブ島ジャングル生活を経てビサヤ語を習得。その後タガログ語も同時に習得し、最後は英語という逆ばりメソッド。現在生命保険、医療保険コンサルおよびビジネス通訳を兼ねる。元セブの大学にて3年間ストリート系日本語教師の経験あり。

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