東南アジアのフードデリバリーアプリ戦争
今世界はスマホ時代に突入と表現するにふさわしい状況で、なんでんかんでんスマホで情報受発信をしている。
スマホといえばアプリの活用だが、東南アジアではフードデリバリーの需要が爆発的に増えている。
ベトナムでフードデリバリー戦争勃発ーー1年で1日の利用者数は250倍、シンガポール発のGrabfoodが一歩リード
ベトナムのフードデリバリー市場での争いが激化しているようだ。アジア圏内ユニコーン・スタートアップ、シンガポールの「SEA」と「Grab」、韓国の「Woowa Brothers」、インドネシアの「Go-Jek」のバトルフィールドになっているという。
フィリピン セブ島の事情
セブ島で大人気のスマホアプリ「Grab」が提供しているフードサービスも今ではすっかり市民権を獲得し、緑色のユニフォームとヘルメットがお馴染みとなっている。
ライバルの「フードパンダ」に比べると「Grabフード」のドライバーの方に一生懸命さを感じるのは私だけだろうか?
「Grabフード」の仕事はフルコミッションでサボればその日の収入はゼロだ。
また配達詐欺みたいに配達先に人が居ないとなると、そのリスクはドライバーが全てかぶるという残酷な仕組みなのだ。
無責任マインドかつ他人事モードで仕事をチンタラやるのがフィリピンのスタンダードだが、Grabのようにすべてが自己責任となると目の色が多少とも変わるはずだ。
ドライバーは各々人気店の前で待機をし、その店へのオーダーが入れば受け、客に代わって注文を出し配達をする仕組みだ。
逆に雨が降るとドライバーが嫌がって誰もオーダーを受けてくれず結局その店での注文を諦めなければならない場面もある。
フィリピンで人気店といえば言わずと知れたJollibee。
うちの近所の店では店内でGrabドライバーが待機するのは禁止。
常識的に考えるとキャツ等が店内の席を占領していては一般の客が座れなくなるのだが、某マクド店ではGrabドライバーが店内で注文が入るのを待ちながらたむろしている。
Jollibeeの店外にずらっと並ぶGrab戦士達。
この時は7名が店の外で待機していた。
注文が入ると、まるでライフセーバーのトレーニングとして有名な「ビーチフラッグス」のように一斉に同じターゲットを獲得しようとするのだ。
0.1秒のエクスタシー。
まるで早打ちガンマンの決闘のようにピリピリした空気が流れる。
フィリピン人がシリアスになる超珍しい瞬間が見れるぞ。
店内の客達はさりげなくその様子を見守る。
注文をゲットしたドライバーから順番に店内に並ぶことが許される。
そして、15分後には2名の戦士が寂しく取り残されていた。
しかし、Jollibeeのオーダーはほぼ丸一日入ってくるのでやる気さえあれば食いっぱぐれはまずないだろう。
一回Grabのドライバーをやってみたいのだが、日本人でもやれるのだろうか?
来年早々に13A ビザを取ったらやってみようかな。
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