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ポリオの恐ろしさ
ポリオとは旧名小児麻痺を起こす原因であり、ポリオウイルスによって引き起こされる急性麻痺の病気である。
感染経路は2種類あり、ポリオウイルスが人の口の中に入って、腸の中で増えることで感染する。
感染者の体の中で培養され増えたポリオウイルスは、再び便の中に排泄され、この便を介してさらに他の人に感染する。
特に乳幼児がかかることが多い病気です。
症状
感染して3日から35日後に、発熱、頭痛、のどの痛み、吐き気、嘔吐などのかぜに似た症状が現れる。
腸管に入ったウイルスが脊髄の一部に入り込み、主に手や足に弛緩性麻痺(だらんとした麻痺)が現れ、その麻痺が一生残ってしまうことや、呼吸困難で死亡することがある。
治療方法はない
麻痺の進行を止めるための治療や、麻痺を回復させるための治療が試みられたが、残念ながら特効薬などの確実な治療法はない。
セブはポリオの汚染地域
マンダウエ市は、マンダウエ市にあるブトゥアン川がポリオウイルステスト結果に基づいて陽性反応ありとの結果を公表し、支流を含むブトゥアノン川、マヒガ川、ティポロ川の3つの川についても同様であった。
ポリオ陽性のブトゥアン川
フィリピンの川は便所とこみ箱だ。
ポリオ汚染の支流には必ずスクワタエリア(スラム集落)があり、糞尿は川へ直接流される。
その水が飲料水の元になっていると思えばかなり恐ろしい状況なのだ。。。
ジョナス・C・コルテス市長のチーフのジョン・エドゥ・イバニェス氏は、ブトゥアノン川管理委員会が月曜日に会合してこの問題を議論する予定であると述べた。ブトゥアノン川が2つの都市を横断する際の調整のため、セブ市のエドガルドC.ラベルラ市長とも会談する。「COVID-2019の影響からまだ揺れ動いているときにこのニュースが届いたのは非常に残念なことですが、この懸念に対処するために時間とリソースを調整するために、これが最も早いことを知っているのは良いことです。 」とイバニェス氏は言いました。「私たちは、ポリオやその他の予防可能な病気に対する予防接種キャンペーンと情報普及を強化します」と彼は付け加えました。保健省(DoH)は、熱帯医学研究所(RITM)を通じて、先週土曜日、ブトゥアノン川の環境サンプルがポリオウイルス陽性であると発表しました。DoHは声明で、適切な予防接種の対応について世界保健機関と調整していると述べた。「特にコミュニティ内で、子供の急性麻痺の発生をタイムリーに検出できることが重要です。ポリオウイルスが広がり続けている証拠があります。私たちの目的は、ポリオの可能性があるすべての症例を迅速に診断し、治療することです」
マニラもポリオ汚染地域
8月13日にマニラの下水および8月22日にダバオの水路から採取された環境サンプルも、VDPV2の検査結果が陽性です。
日本の危機感の無さへ警鐘
日本では、1980(昭和55)年の1例を最後にポリオの自然感染(野生株のポリオウイルスによる感染)の報告はされていない。
つまり、日本ではポリオの予防接種をもうやらなくて良いのではないかという意見があるようだが日本は相変わらずアマちゃんだ。
ポリオウイルス接種率
平成21年から3年間の推移を見ると接種者の数が減ってきている。
インバウンド外貨や労働者不足を補うためにどんどん外国人が流入してきている状況を考えるとかつて無い程ウイルス感染の脅威に晒されることになるだろう。
特に親子移住でセブへやってくる人が多いが、セブをハワイの親戚だと勘違いしている人が多い。
都合の良いポジショントークだけ聞かされてやってくるとまさか子供がポリオに感染するイメージなど1㎜も持っていないかもしれない。
セブで流行っている chicken pox(チキンポクス)は食べ物の名前ではなく水疱瘡の英語名だ。
やはりセブのみならず衛生環境が劣悪な盗難アジア全般に言えることはきちんとワクチンで武装して来るべしということである。
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