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理想と現実
前回の記事では「フィリピン留学の愛が動かした女性の国際結婚ランキング」について述べたが、その際、日本における男女の理想像と現実についても明らかにすべきだと思った。
フィリピン人女性と結婚している50歳以上の男性が相手に求める最大のものはズバリ「若さ」と言われているが、根本的な理想が他にあるはずだ。
外見に対する好みは様々だが、私の調査によると男性に関しては究極的に整理してみると大きく二極化する。
理想の二極化
フィリピンあるあるな男性同士の親睦といえばKTVやビキニバーに繰り出す事だが、その際、明らかにショーアップで選ぶタイプが真っ二つに分かれる。
色が白いとか黒いと細いとか太いとか、フィジカルな好みはもちろん十人十色だが、性格や性質に対する希望は二極化する。
- マザコン系が求めるタイプ
- チョイ悪系が求めるタイプ
フィリピーナといえば大声でビールを注文し5秒に1回踊りだす典型的な能天気タイプのように思われがちだが、男性の求めるタイプは現場で二極化する。
恋愛に受身の男はいわゆるマザコンタイプと呼ばれ、活発でしっかりしている世話焼き女房タイプが好きで、ちょい悪系の男くさい奴は守ってあげたくなる大人しいタイプを好む。
間違ってマザコン系の男性が大人しいタイプの女性を選んでしまうと1時間ただ座ったままになってしまう流れとなる。
また逆もしかり。
人間は「ない物ねだり」という特性を宇宙から与えられ、常に男性らしさと女性らしさが中和するようになっているのだ。
ダメな男が持てる説も母性という真逆の世界が作用しているのだ。
親子におけるバランスも同じで娘が父親に似て、息子が母親に似るという現象もこの男女中和のバランスシステムが生み出している摂理だろう。
理想のズレが生む独身社会
日本の少子高齢化は若年層の所得の低さが婚機を逃す最大の原因と言われているが、一方で時代の変遷における男女の求める理想のギャップも独身晩婚に拍車をかけているとの見方がある。
一般的に日本人男性は優しい女性を求めるとステレオタイプにいわれているが、女性側はどうやらそうでもないらしい。
ここでニッセイ基礎研究の記事に面白い事が書いてあったので紹介したい。
日本人の未婚化・晩婚化の原因の一つに、男女双方の結婚相手に求める条件や価値観・趣味嗜好のミスマッチがある。例えば、日本人男性は女性に優しさや明るさを求めるが、自分を優しいと思っている女性は15%しかいないという報告がある。
この記事の内容を超要約すると、男女それぞれが求める理想像と実態のギャップが未婚晩婚を生んでおり、例えば日本人男性の求める女性らしい優しさや明るさは幻想で、自分自信で優しいと思っている女性は全体の15%しかいない。
この記事のライターが女性という事を鑑みると、この切り口はまさに女性側の本音であり、男が思っているほど女は甘くないというメッセージがヒシヒシと伝わってくる。
ちなみに、私はぱっと見が紳士なタイプなので見た目が命のフィリピン人からはほぼ「ブオタン(優しい)」との定評を長年受けているが、残念ながら自分自身を優しい人間だとは1㎜も思っていない。
それどころか俺は偽善的な男なのかもしれないと思う瞬間が1年に3回程ある。
恐らくそれ自己評価は自己愛の低い典型的な「ザ・ジャパニーズ」なのだろうが、フィリピン人意外で自分で自分を優しいと思える人がどれくらいいるのかとても気になってしまった。
そこで女性を対象にツイッターにてモトボサツ独自調査を行ってみた。
自分自身を優しいと思っている女性の割合が知りたい
ぜひご協力をお願いします!— モト ボサツさん@子供と成長中 (@motobosa02) July 8, 2020
- 自分は優しい 41.7%
- 自分は優しくない 58.3%
ニッセイ基礎研究所のいう15%とまではいかないが、自分は優しくないと自覚している女性は58.3%となっている。
先にも触れたように、私は58.3%側の人間で、うちのティムは間違いなく41.7%側に入る。
まとめ
自己評価は国民性を表す。
自分が優しい人間であるかどうかというアンケート調査をフィリピン人対象に行えば90%以上が「自分は優しい人間」という自己評価ボタンを押すだろう。
ティムを見ていて心の底から羨ましいと思えることは「若さ」と「自己評価の高さ」だ。
彼女は自分にない物を持っている人。
人間なんて一皮むくと「ない物ねだり」の塊で日本人がフィリピン人に求めるものは日本人が文化的に得られない自己評価、つまり自己愛なのかもしれない。
私はこの歳になって他人がどう褒めてくれようが、優しい事をしたという事実までは認識できるが、正直自分が絶対的に優しい人間だと感じることが出来ない。
うちのカワイイちゃんには自分自信を優しい人間だと肯定できる人間になって欲しい。
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