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進撃の巨尻
私がセブ島のジャングル生活をしていた時期に最も心の支えとなったのはSオバサンの存在だった。
歳の頃はそうさのぉ当時50歳位だったか。
モトジャパユキさんでカタコトの日本語を話し、全員父親の違う3人の息子がいた。
カモテス島出身で若い頃の写真をみるとグロリアエステファンを彷彿させる南米にいそうな美女だったようだ。
Sオバサンの末息子の父親が中華系の富裕層ということでアメリカからの仕送りでそこそこ裕福な暮らしぶりをしていた。
ある日、Sオバサンの家に遊びに行った時、開口一番興奮しながらこう言った。
「ホラ!尻にインジェクションしたよ、どう?」
まるでみつばちハッチの一歩手間のように不自然盛り上がった熟女の尻が誇らしげに私に向けられた。
とても満足そうなSオバサン。
本当は「nindut kaayo(すげー)」と即答しなければならない場面だったのだが、さすがにその場でフリーズしてしまった。
フィリピンという変な国で世界の広さを味わった瞬間だった。
国別劣等感
フィリピンでは巨尻で殿方を魅了するニーズがどれくらいあるのか不明だが、フィリピンと日本は何かと価値観が真逆だと痛感しながら生活している。
人間の持つ「ナイモノねだり」のバランスがここにある。
日本人とフィリピン人における身体的特徴の違いはお互いの劣等感を慰め合える好都合な関係性だったりするのだ。
フィリピン人の身体的特徴
- 肌の色が褐色
- 背が低い
- 鼻が低く横に広がっている
- 目が二重で大きい
- 首が短く手足が長い
- 尻がプリっとしている
- マレー、インド系は貧乳
- 男性のプライベートパーツは小さめ
- スラムの人は歯がない
フィリピン人の劣等感
1番の項目は国民全体が抱く大きな劣等感として固定的で、男性も女性も肌の白さに憧れグルータと呼ばれる薬品にで肌を白くさせたりするのが流行っている。
スーパーマーケットには美白関連商品が溢れ、フィリピン人のニーズがまるわかりだ。
2番の項目も大きな劣等感であり、男性の平均身長は167㎝で女性は151㎝と世界的に見てもかなり低い。
これに関してはフィリピン人への人気土産一覧にシークレットシューズが入っていないのが残念でならない。
日本人は黄色人種と呼ばれ肌の色はけして白くはないはずだが、フィリピン人からすると韓国人に続いて色が白く、また背の高さも羨望の的として捉えられる。
私の身長は175㎝で日本では小さくはないという微妙な位置づけだったのだが、フィリピーナと一緒に写っている写真を見るとまるで2mを超える巨人のようなコントラスト。
フィリピンでは日本では全く意識しなかった身体的特徴がやたらとポジティブな面として褒められるのでお得感がある。
日本人ではごく普通の人間でも肌の色が白く背と鼻が高いという取ってつけたような優越感が貰えるのだ。
3番の項目はフィリピン人が整形手術を真っ先にしたい箇所として君臨しており、施術したフィリピン人の鼻を見ると不自然に鼻筋が通っているのですぐに分かる。
これは私見だが、整形手術は絶対にフィリピンでやらない方が良い。
日本人の劣等感
日本人にとって美男美女の絶対的条件は二重まぶた!!
フィリピン人にとっての鼻の劣等感と同じくらいそれは日本人の劣等感のシンボルとも言える。
日本人がフィリピン人に萌える最大のポイントは目だと言われる所以だ。
次に日本人の急所といえば胴長短足。
これは美容整形でどうにかなるレベルではないので仕方がないが、もし足を長くできる美容整形があれば目よりも需要が高いかもしれない。
美容整形大国ニッポン
テレビのCMでよく見かける美容整形について、日本で初の実態調査の結果が7月に明らかになりました。日本美容外科学会が国内の医療機関を対象に集計したところ、2017年の施術数は190万件に達しました。これを16年の国際統計に当てはめると、米国(422万)、ブラジル(252万)に次ぐ世界3位という結果です。
海外における美容整形は乳房やお尻など首から下の手術の基本となっているが、日本人のニーズはクビから首から上に92%が集中。
特に一重を二重に直すなど「まぶた」に関わる手術は全体の60%を占めている。
海外では全体のボディ―ラインを気にし、日本人は顔を中心に劣等感を持つ。
つまり、日本人は世界一の面食いだといえよう。
アニメが描く劣等感
ティムの知り合いが面白いメッセージを送って来た
(日本の)アニメ観てたらママがこう言ったよ
なんでアニメってやたらと目がデカいのかねぇ
本物(日本人)は全然違うのにwフィリピン人はデフォルトでデカ目なので二重パッチリ瞼は美男美女の条件ではなくナイ物ねだり😑 pic.twitter.com/LkYZ2yG0Wo
— モト ボサツさん@子供と成長中 (@motobosa02) July 23, 2020
日本のアニメを観て外国人が不思議に思うのが実物とのギャップ。
日本人を実際に見ると目が細いのにアニメでは顔の30%以上が目になっている。
また人気のワンピースを含めやたらと巨乳が描かれるのも謎が深まるポイントだ。
つまり、日本人の劣等感と羨望がアニメの描かれ方に反映されているのだ。
ブラジル人の劣等感
人気の整形箇所を調査するとその国の人の劣等感が自動的に浮かび上がる。
美容整形大国として上に挙げたブラジルの美容整形人気箇所。
- 豊胸
- 脂肪吸引
- まぶたのたるみ
- 鼻を低くする
- 乳房縮小
- 顔にリフトアップ
- デカ尻
ここで凄いのは鼻を低くする手術が人気だという事実!!
フィリピン人が聞いたら卒倒しそうな「ナイモノねだり」だ。
巨乳願望の強い日本人にとって乳房縮小の手術も謎だが、つまり過ぎたるは及ばざる如しということか。。。
まとめ
ここまで日本人とフィリピン人の身体的特徴と独特劣等感を比較してみたが、もう一つ忘れてはいけないのは国力の違い。
かつての繁栄は今は昔とばかり顕著に斜陽する日本だが、まだまだフィリピンと比べると幸福度以外においては比べ物にならない程レベルが上だ。
厚生年金の平均受給額を見ると、男性は21万円でフィリピン人男性の平均月収の9.5倍となっている。
極端に言えば9人のフィリピーナ嫁を養える額と言える。
70歳を超えた高須院長が20歳年下女性との事実婚妻に騒がれいるが、フィリピンだと50歳年下の女房も現実的に可能だ。
実際に私の知人でそういう日本人は何人かいる。
世界ではそれを「rob the cradle ゆりかごを盗む」というキツイ言われ方をしているが、賛否はさておき日本では出来ないことがフィリピンでは出来るのだ。
自分の全財産を最後にお世話をしてくれたケアギバーへプレゼントするという話は多い。
私がもし身寄りがない老人だったら同じことを考えるかもしれない。
完全に日本が沈んでしまう前に最後の挑戦に出るシニア層。
半年で3千万円がぱっと消える世界だが、幾ら蓄財したところで所詮三途の川は持って渡れないという理屈も正。
人間としての残存簿価をたっぷり残したまま無難に老人ホームで死んでゆく多くの現代の日本人の心残り。
人生で最も後悔することNO.1はチャレンジしなかったこと。
フィリピンで無謀に生活する困窮法人と呼ばれる日本人シニアたちが単に負け組とは思えないのはそこにある気がする。
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