カワイイちゃん 日本vsフィリピン

日本の子供がそっけない理由|子育てに対する親の気持ちが決定的に違う

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フィリピンの子供について

フィリピンの子の特徴

フィリピンへやってきた日本人がまず必ず言う事。

「フィリピン人って子供ってめちゃカワイイよね!!」

私もそうだった。

端的に言えば、私がフィリピンへやって来たのはキックボクシングの修行の一環だったのだが、住みたいと思ったのはクリクリした目の子供達と暫らく戯れたいと思う一心でだった。

一言でフィリピンと言っても色んな人がいる。

階級によっても随分と異なるのだが、富裕層の子は日本の子供に近くそっけない。

一方、スラム街の子供はまるで仔犬の如く好奇心の塊でキラキラした目を輝かせて近寄ってくる。

恐くあの目にやられてフィリピンに取りつかれた人も多いのではないだろうか?

 

ところで、うちには私が「カワイイちゃん」と呼んでいるフィリピンハーフの一人娘がいるのだが、見た目は私に似て日本人丸出しなのだが、中身は100%セブ天然育ちのフィリピンの子供である。

フィリピンの子供と日本の子供の特徴は随分と異なる。

私が初めて日本でフィリピンハーフの子と接触があったのは16年前だった。

当時付きあっていた「元カノT」が主催の週末カラオケパーティーに来るフィリピーナ達は基本的に旦那が日本人。

子連れでやってくる人も随分いた。

あくまで私の気付きだが、当時のフィリピンハーフの子には明らかに一般の日本の子と違いがあった。

  • 肥満児が多い
  • 無防備に人懐っこい
  • 誰でもパパと呼ぶ

まず、当時としては既に絶滅ぎみだった肥満児がやたらと多かった。

うっすらと色の黒い天真爛漫に太った子を見るたびに違和感をたっぷり感じていたのだが、フィリピンへ移住した後に断片的な点と点が繋がった。

フィリピン庶民の世界では子供が太っていることは良いことなのだ。

レストランの名前にも使われる程に幸福の証。

 

 

次の共通点がどっきりする人懐っこさ。

始めて会った私に対しても物怖じせずやたらとフレンドリーに話しかけてきたり、小さい子だとパパと言いながら可愛らしく手を繋いでくる子もいた。

あんなに見ず知らずの子からいきなり馴れ馴れしくされた事が無かったので戸惑ったがそれは今まで経験した事のない刺激だった。

この人見知りしないというフィリピン人の子の特徴は私の思い過ごしではないと思う。

 

日本の子とのギャップ

そして、日本の子供とのギャップを強烈に感じたのが2年前。

私の母の49日で一時帰国した際、最終日に印西牧の原のアパホテルへ宿泊したのだが、隣接するBIGHOP(ビッグホップ)ガーデンモール印西を散策してみた。

子供服の古着を扱う店があり、そこにはアンパンマンのビデオを見ている子が2人いた。

ちょうど当時4才だったうちのカワイイちゃんだが、フィリピンのノリで気軽に挨拶し仲良くなろうとするのだが日本の子供2人様は非常に冷めている。

そのコントラストに両国の大きなギャップを感じた。

最近の日本では知らない子とは口をきいてはいけないという風潮があるのだろうか?

たった10日間の滞在であったが、たまたまとは思えない感想が残った。

 

子育て感覚の違い

これまで日本の子供とフィリピンの子供の特徴の違いを述べてみたが、子供の特徴はあくまで結果であり、つまり子育て環境や価値観の違いと読み替えて良いだろう。

日本の子育ては苦行だ。

子供を冷蔵庫に入れてしまう事件まで発生している。

一方フィリピンの子育ては幸せの象徴。

子育てが義務的である日本に比べ権利的なフィリピン。

私自身元々そんなに子煩悩なタイプではなかった。

歳をとって出来た子は可愛いというがどうもそれだけではないと感じる。

まず子育ての環境が大きく異なる。

フィリピンの場合、基本的に大家族で働いていない暇なファミリーが必ずいる。

子供の世話を気軽に頼め孤立感がない。

社会制度ではなく人間の気質の差だ。

それが日本国内でもフィリピン人同士のコミュニティが盛んで子育てに孤立することが日本人に比べて少ないと感じる。

昔の日本のように他の子供も一緒に面倒を見れる懐の深さがある。

一方、日本は勝手に子供を産んだ自己責任として母親が誰にも頼れず育てなければならないという自己責任社会。

その大きなストレスが日本とフィリピンの子供の特徴として現れると考える。

フィリピン在住の目線で感じることは、日本人は自他ともに義務ばかり探し不幸になるのが得意だが、フィリピン人は常に楽しい事を探している。

子育てという各論の前に人生観自体が異なるのだ。

何かと問題の多いフィリピンだが、楽しく子育てが出来ているという事が私にとって最大の恩恵だと感じながら生活している。

 

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モトボサツ

2年のセブ島ジャングル生活を経てビサヤ語を習得。その後タガログ語も同時に習得し、最後は英語という逆ばりメソッド。現在生命保険、医療保険コンサルおよびビジネス通訳を兼ねる。元セブの大学にて3年間ストリート系日本語教師の経験あり。

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