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コロナ帰国奮闘記|2021年1月16日「セブー成田」入りを果たしたIさんの軌跡

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緊急事態宣言中の日本へ
CEBU -->NRT(直行便)全行程

2021年1月16日、日本で緊急事態宣言が発令された直後、フィリピンのセブ島から日本(成田)へ帰国という緊張感たっぷりな冒険を果たしたIさんが全行程をまとめてくれたのでここでご紹介したい!

これから日本へ帰国する人の参考になれば幸いである。

 

現地(セブ島)で行った事前準備

乗客プロフィールと健康状態申請をオンラインにて登録

これはフィリピン航空から記入が求められており、出発の5日前から登録可。

オンラインフォームはこちらから

 PAL Passenger Profile and Health Declaration Form

 

事前のPCR検査

1月13日以降、日本への入国者に対し日本は72時間以内のPCR陰性証明を要求している。

これはセブでも複数の医療機関にて検査可能。

 

参考医療機関

・UCMed (Mandaue) 

・PrimeCare (SM前のAPM Mall内)

 

PCR検査の流れと注意事項(UCMed)

PCR検査料金:5000ペソ(PalのEチケットを持っていると3800ペソになる)

1. 事前に電話し、1/16の8:00AMのCEB-NRT直行便に乗るので 事前にPCR検査を受ける必要があることを伝える。スタッフから「あなたはPALの乗客だからちゃんと間に合うように検査が可能。1/14の午前中に予約をいれて検査を受ければ、結果自体はメールでその日の夜、印刷された紙の結果は翌日の午前中には受け取れる」とアドバイスを受ける。生憎電話では予約が出来ないのでオンラインにて予約するように言われた。

2. UC MedのWebサイト(上述)からPCR予約(リンク先は下の記事中にあり)。

3. 当日UCMedへ行き、専用の受付(裏口駐車場付近)でまずはRegistration Formに記入。その時に「結果レポート以外にCertificateも必要か?必要ならこの紙にも記入しろ。」とパスーポート番号なども記入する欄がある小さい紙を渡されるのでそれにも記入。※恐らくそれに記入しないと結果レポートしかもらえない。

4. すぐ近くにあるCasherで支払い。ここでE-Ticketを見せて支払額は無事3800ペソに。

5. 受付に戻ると、採取した検体を入れる試験管みたいなものを渡される。すぐ横の「検査ブース」みたいなところの横の椅子で待ち、順番が来たら中に入って鼻の奥と喉をグリグリで終了。

※病院到着から検査終了までで、所要時間は計1時間弱程度。

6. その日の夜23:30ごろにUCMedからメールが届き、「結果レポート」と「Certificate」の計2つのPDFが添付されている。

7. 翌日朝、病院に行って紙を受け取り。

※受け取るだけなので、10分ぐらい待って受け取れる。しかし、Iさんの場合、Certificateに記載されている名前が間違っていたので直してもらい、結局30分程かかった。

 

オンライン予約リンクはこちらの記事中にある

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【超重要】フィリピン国内でPCR検査を受ける人が「最も注意すべき」こと!!

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スマホアプリ「Traze」の準備

事前にダウンロード、及び、アカウント登録しておく。

実際に空港に行くと、1〜2箇所で「Traze起動してこのQRコードスキャンしろ」と言われるので、特に嫌でなければ、事前にダウンロードしてアカウント登録しておいた方が良い。

 

フィリピン移民局が用意している「トラベルリスクに対する同意書」


https://www.philippineairlines.com/en/~/media/files/coronavirus/travelrulesandrestrictions/oct2020/travel%20declaration.pdf?la=en

 

後述のフィリピン航空がまとめている出国者向け情報に記載があったので、事前にダウンロードして記載しておいたが、空港でこの用紙は誰にも確認されなかった(気がする)。

 一応チケットカウンターでE-Ticketと一緒に航空会社職員に提示を行った。

 

参考

フィリピン航空でまとめている「フィリピンから出国する人向け情報」
https://www.philippineairlines.com/en/ph/home/covid-19/DepartingFromThePH/EligiblePaxForIntlTravel

 

3時間前には必ず到着せよ

通常、「国内線なら1時間前、国際線なら2時間前には空港にいるべき」と言われているが、フィリピン航空(or MCIA)のWebサイトに記載されているアドバイスでは、現在「国際線なら3時間前には空港に来るように」と書かれていたので、いつもより早めに家を出発。

※Iさんの場合早朝4:15頃に家(IT Park)を出発した。(Grabアプリでそんな早い時間に車が捕まるか心配だったが問題なくゲット)

 

空港に到着したら

おじさんスタッフ達(おそらく客がいなくて暇)がカートを掴んでスタンバイしており「運んでやる運んでやる」と群がってきた。

チップ目的なのでヘルプは必須ではない(荷物が沢山あるなら頼んでも良いだろうし、荷物少なければ断ればよし)

 

Traze 初利用

空港の最初の荷物検査の前で、警備員にパスポートとE-Ticketを見せると、「そこのバーコードをスキャンしろ」と言われる。

ここでTrazeの初利用。

スキャンして先に進む。

 

 

チケットカウンター

パスポート、E-Ticket、事前に印刷・記入しておいた「リスク同意書」(念の為)を出してチケット発券してもらう。

この時同時に、日本政府が要求している紙を2枚ほど渡される。(健康調査みたいなものと、日本入国後の14日間の自己隔離と自治体からの健康確認等にたいする同意書みたいなもの?だった、と思う)。

これらは、その場で書くものではなく、日本到着までに書いておけば良いので、出発ロビーでの待ち時間や機内で書けば良い。

 スタッフから「このQRコードをスキャンしろ」と言われスキャンすると、日本の厚生労働省の「健康調査及び日本滞在時の連絡先」等々を入力する専用ページに飛ぶ。

それを入力・送信すると、QRコードが表示されるので、これをスクリーンショットなどしておく。(スクリーンショットをとれ、などはその画面も表示されているので、それに従えば良い)

なお、このQRコードがあると、空港到着後、検疫所でのやりとりが少しスムーズ(時間短縮)になる。

 

機内

チケットカウンターで渡された紙と同じものをなぜか再度配布される。

どっちに書いても良いのだろうが、Iさんの場合は機内で配られた紙の方が更新日付が最新だったので、最新フォーマットだと判断してこちらに再度記入した。

 

飛行機が成田空港に到着後

タラップを降りて外に出るとバスが待っており、それに乗せられてそのまま普段と違う場所に移送される。(多分、一部の到着口を検疫専用ルートのスタート地点に設定してる)

去年の春〜夏頃に帰国した人が「そもそも飛行機から出るのにすごく時間がかかった。しばらく機内で待たされた。」と言っていたが、Iさんの場合は、特に待たされたという印象はなく、すぐに降りられた。

乗り継ぎの人と、入国の人に分けて、一列に並ばされて係員について歩いて検査スペースに向かう。

 

検査スペース

受付でパスポートと機内で書いた紙とセブで事前に受けたPCR検査の陰性証明を提出。

そこで試験管みたいなものを渡されて、「この黒い先まで唾液をいれろ」と言われる。

奥に進むと、選挙の投票会場みたいなブースが並んでおり、そこに隠れてがんばって唾液を出す。

壁には「レモン」や「梅干し」の絵が貼ってあり「これを想像しろ」とか、アドバイスが書かれている。

 

検査後

受付でセブでスマホで入力し生成されたQRコードのスクリーンショットをかざしスタッフが内容の確認。その後番号を告げられ横の待機スペースへ移動。

入口で椅子を指定されるので、言われた通りの椅子に座ってひたすら待つ。

番号が呼ばれたら検査結果を聞いて、その後、普通の入国手続き。

 

入国審査

通常時と変わらず、日本人なら機械にパスポートかざして終了。

 

預荷物

ベルトコンベアーの横に全て下ろされて綺麗に整列されているので、自分のものを受け取り。

 

税関

いつも通り

 

追伸

去年の5月ごろに帰国した日本人から「家族が迎えに来てるからその車で帰ると空港職員に伝えたら駐車場まで随伴された。多分、嘘ついて公共交通機関を利用して移動しようとする人がいるからなんだと思う。」と聞いていたが、Iさんの時はそういうことはなかった。

 

参考)CEBU -> MNL->KIX (セブーマニラ-関空)  (マニラ経由)

(Iさんより2日早く旅立った日本人からの情報)

基本的には前述の「CEB -> NRT」(直行便)の場合と変わらないが、以下、追加で必要。

 

 バランガイホールで「Travel pass/authority」の申請

E-Ticket, ホテルの予約表(マニラ一泊のケース), パスポートのコピーを提出。
※ 4営業日ほどで受け取れた(マボロの場合)
※「Medical Certificate」という謎の健康証明書を一緒に発行してくれるそうなので、念の為に発行してもらった方が無難。
※ マニラのホテルに宿泊する際に「PCR検査結果のコピー」の提出を求められることがあるそうなので、宿泊先の条件も事前に要チェック。

 

以上、

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モトボサツ

2年のセブ島ジャングル生活を経てビサヤ語を習得。その後タガログ語も同時に習得し、最後は英語という逆ばりメソッド。現在生命保険、医療保険コンサルおよびビジネス通訳を兼ねる。元セブの大学にて3年間ストリート系日本語教師の経験あり。

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