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★心の呪文シリーズ★フィリピンを楽しく生きるたった一つの事

投稿日:2016年2月12日 更新日:

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日本の常識は世界の非常識だと事ある毎に言わる。

たとえばやたら日本人は写真撮るときにピースするが、インドでは「うんこしたい」という意味らしい。

まったく知らぬが仏。

インドでトイレ行きたくなったらピースをしまくろう。

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フィリピンでも日本の常識のまま生きると荒行となること請け合い。

「レストランで食事してたらやたらとスタッフが足元をモップで掃除し始めるとですよ」

日本人がフィリピで閉口する場面の一つだ。

フィリピンあるあるの上位にランクインするだろう。

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もし日本でやったら完璧マナー違反というかアグレッシブな嫌がらせの類。

とっとと出て行けって言いよるとやろね。。。

フィリピンのローカルレストランの初期設定。

1 店のオーナー

2 店のマネージャー

3 スタッフ

4 ガードマン

5 客

つまりスタッフにとってシッポ振るべき相手が誰なのかということだろう。

だからチップ100ペソあげると突然2番に浮上する。

そして並注文しても特盛をくれたり、ケーキも他の客より大きかったりする。

オカニで転ばないフィリピン人は居ない。

昨年モトカノ〇がセブへ戻って来た時にスタバで足元掃除されたのを物凄く嫌がっていたのが滑稽だった。

「わたしこれ好かんちゃんね。日本だったら絶対ないよね」

「フィリピンやけんね、仕方なかやろ(汗」

何時の間にか逆転してしまった二人の立場。

座った途端掃除始めるマインド。

「あれは、きっと仕事している姿を皆に見せたいんですよ」

先日ある人からそういわれて、ナルホド!と思った次第。

そして、ついに最近はこう思うようになった。

相手の立場が主体の日本と自分が主体のフィリピン。

客がどう思うかというより、自分がどう思うかというアプローチ。

だから自分はお客さんの足元の床をいつも綺麗に掃除してあげているとてもいい人だという発想になるのかもしれない。

この食事中の掃除。

アメリカを始め他の国でもわりと普通らしい。

これもCANの国とHAVE TOの国の違いだろう。

他人に迷惑をかけるなという視点でいつも気にする日本。

自分が人生の主人公になれない。

子供がレストランや公共の場で騒ぐと絶対親は怒る。

「ほかの人の迷惑でしょ」

フィリピンの親は基本的にそんな怒り方をしない。

基本的に迷惑という概念が薄いようだ。

日本人からみて迷惑をかけられているような場面でもそれを迷惑というネガティブな受け取り方をしない。

そこにフィリピン的バランスが存在する。

7年程前セブの連れ出しディスコ”パンプ”で知り合ったネパール人が昔こんな事を言っていた。

「人間はどうせ迷惑かけて生きるものだから、他人のことも許してあげなきゃね」

これも日本とは真逆のアプローチ。

もし迷惑だなと思う場面があったらそう考えると心が軽くなる。

ぜひ次回モップ攻撃の際はぜひこのマインドで行こうと思う。

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モトボサツ

2年のセブ島ジャングル生活を経てビサヤ語を習得。その後タガログ語も同時に習得し、最後は英語という逆ばりメソッド。現在生命保険、医療保険コンサルおよびビジネス通訳を兼ねる。元セブの大学にて3年間ストリート系日本語教師の経験あり。

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