バレンタインデーにケーキを食べる。
他の家庭は知らないが、うちはティム様の意向が全て。
毎年食いたくもないケーキを買わされ無理やり食わされる切ない修行生活。
昨夜買ったのケーキはヤバかった。
左のド紫色と土砂色のありえないコンビネーション。
もはや食べ物の色ではない。
コレ絶品だって!
「Lami jud kani」
「・・・」
ノーコメント。
でも買わされた。
そして食わされた。
「ん? ウミャー!」
思わず名古屋弁が出るほど美味かった。
見た目で損するケーキだ。
珍しく甘くない。
目をつぶって食えばイケること請け合い。
女性と一緒で見た目と味が必ずしも同じとは限らない。
また一杯くわされたモトボサツ。
ところで、
昨日のバレンタインデーはカワイイちゃんを連れて近所のレジャープールへ出かけた。
アグレッシングなオカマが多い事で有名なウエスタウン。
食べ物の持ち込み可というのがローカル受けする秘訣。
入場料300ペソ。
フリードリンク1本付き(黄色い泡の出る液体可)。
ただ黄色い泡の出る液体やアルコールの持ち込みは手数料がとられる。
中で買うと高い(1本80ペソ)ので、黄色い泡の出る液体沢山飲む人は絶対持ち込んだ方が吉だろう。
左が子供向、右がオカマ&レズビアンエリア。
▶こちらをご覧ください
大人向けには安全性を度外視した超絶スライダーがある。
去年ティムは気を失って暫く浮いてこなかった。。。
左の子供向にも小さいスライダー幾つかある。
カワイイちゃん、去年は怖がってスライダーどころじゃなかったが、お蔭さまで今年は既に喜んで遊べるように成長した。
子供の成長には他の子供の存在が不可欠だ。
前の子が滑ると自分も勇気を出して滑り出す。
多少の年齢差は関係ない。
1歳10カ月のカワイイちゃんも5歳位の子と一緒に遊べる。
大きい子は自然と小さい子をアシストしてあげたりし、人間関係力も形成されるだろう。
人はひとりでは生きていけないという神髄がそこにある気がする。
カワイイちゃんと遊んでくれたリサちゃん(4歳)。
彼女のテーブルがモトボサツ陣の斜め前。
お父さんの二人で来たらしい。
上半身裸の似合うお父さん。
100%99.9999%タンバイだ。
殺風景なテーブルが父子家庭を物語る。
断捨離!
この親子に注目しているのはおそらく私だけだろうが、なんか熱い物がこみあげてくる。
シングルマザーを量産するフィリピンで、お父さんと子供だけの父子家庭を稀に見かける。
イクメン?
いや、そんなヤワな表現は日本だけでいい。
子連れ狼。
しとしとぴっちゃんしとぴっちゃん。
父親と娘の姿は絵になる。
たとえお父さんがタンバイでもいい。
もしタンバイ父さんがその辺でパタイ(人間の最後に訪れる儀式)んでもウエスタウンに一緒に行った記憶は残る。
人生最大の財産は思い出。
パタイ(人間の最後に訪れる儀式)ぬ間際に幾ら今持ってるかとかあまり考えないだろう。
珍しい父娘の図の背景には母親が香港やドバイで働いて仕送りしているOFWなケースが多い。
フィリピンは女性の方が良く働く。
男がフィリピンへ残り子育てというケースが必然的に起きる。
自分も早くそんな身分になりたいものだ。。。
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