カルチャーショック

【2019年3月末】フィリピンで買える1万ペソ以下シムフリースマホって使い物になるのか?スペック大公開

投稿日:2019年3月27日 更新日:

現在のスマホに至るまで

私がフィリピンで生活を始めたばかりのころは「ガラケー」がスタンダードで、その中でも特に「Nokia」が崇拝されていた時代だった。

それから時代は急速に変わり、2009年頃には意識と収入が高い若干のフィリピン人がスマートブックと呼ばれる小型PCのような形をしたスマホを使い始め、それから、すぐにブラックベリーと呼ばれるキーボードボタンと画面が一体化したものが登場した。

2010年、日本からやって来た人がiPhoneをおもむろに取り出しGPS機能を使ってタクシーの中で現在地を確認している姿がちょっと衝撃的だったが、そのころの私は野生の感を取り戻しワイルドに生活することを上等だと思っていたのでスマホを素敵だとか欲しいとか全く思わなかった。

当時はセブのダウンタウンで買ったSony Ericssonのフェイク版であるSony Eriosson(ソニーエリオソン)というチャイナフォンを愛用しており、そういった怪しいフィリピン生活を謳歌していた頃だった。

スマホはストレージの容量が命

スマホに切り替えて最初の恩恵はアプリだ。

喧嘩別れしたアカウンタントのS子から毎日100本以上の嫌がらせの電話がかかってきた時に、スマホアプリで特定の番号をブロックする「コールブロッカー」インストールして撃退したことがあった。

ちょい悪ボサツ
その時にスマホって素敵やねって思ったとです

それからスマホの存在意義はアプリにあると思うようになっていった。

しかし、出始めの庶民向けMy phoneやCherry mobileというメーカーはストレージの容量が小さく、アプリが3つ程度しかインストールできないのが泣き所だった。

2年ほど前からストレージが32GBあるスマホが主流となってきたので、ストレージ不足は一気に解消されていった。

2019年売れ筋スマホメーカー

HUAWEI、OPPO、VIVOの3メーカーの争い

セブ島アヤラモール3F

店舗の殆どが携帯電話販売店

セブ島アヤラモールの3FのPCガジェットエリアの9割は携帯電話またはスマホアクセサリーショップであり、PCを販売している店はごく少数。

賑わうスマホ販売店の中でもかつて盛隆を極めたNOKIAの影は薄い。

消えたSONY XPERIA

個人的に気になるのはソニーの行方。

私がHuaweiに浮気をしている間にSONYショップの陳列台から忽然と姿を消していた。

数年前、SONYのXPERIAがフィリピンのスマホ市場に出てきたので応援する意味でも3台購入したが、防水の精度、タッチスクリーンの反応、ボタンの精度を含め日本ブランドという名のMADE IN CHINAを濃厚に感じた。

モバイル・コミュニケーション事業でも不調が続きます。スマートフォン「Xperia」シリーズの販売台数は前年同期比で「半減」となる180万台に。売上高も4割減少し、営業利益は155億円の赤字となっています。欧州や中南米に加え、日本での販売不振が響いているとのこと。 引用元

現在使用中のスマホスペックとは?

2019年現在、フィリピンで買える新品スマホの価格帯は3000ペソ~30000ペソである。

しかし、3000ペソ以内の激安スマホは玩具に近いクオリティで、品質性能ともに実用レベルではない。

今私が使っているHUAWEI社のnova2iという機種はアメリカを中心に制限されてしまっているようだが、これまで使って来たどのスマホよりも非常に高いコスパを感じる。

現在ではHUAWEI nova2iではなく3iという上位機種が同ランクとして鎮座しているが、私が2iを購入した時よりもスペックが上がり逆に値段は下がって14000ペソ弱で購入できる。(私がnova2iを購入した時は15000ペソだった)

主なスペック

  • メモリ4GB
  • 容量128GB
  • 画面6.2インチ

私が現在使用しているHuawei nova 2iはメモリは3iと同じ4GBで、ストレージは3iの半分の64GBだが、アプリを10個以上インストールし数分間の動画を10本以上撮影してもまだまだストレージに余裕がある。

カメラの画質や機能も申し分ない。(本ブログの写真はnova2iで撮影)

ブロガー命の連続シャッターボタンもある。

ちょい悪ボサツ
カメラを起動させておいて、ボリュームボタンの下を押し続けるだけ

SONYの時にたまに起きたハング現象も起きず、かなり安定している。

インターナルストレージの容量が32GBあるのだが、今のところこ必要十分だと感じる。

1万ペソ以内のスペック比較

所詮スマホは消耗品。

おそらく3年もしたら致命的な故障が起きたり、バッテリーの機能が鈍ったりと新しく買い替える必要に迫られるだろう。

だからそこそこ使えるギリギリの線を狙ってもよいだろう。

フィリピンで買える1万ペソ以内のスマホのスペックを調査してみた。

SAMSUNG Galaxy J2 Core
4990ペソ

RAM 1G   ROM 8GB

Nokia 2.1
5990ペソ

RAM1 ROM8

OPPO A3s
6990ペソ

RAM2GB  ROM16GB

SAMSUNG Galaxy J4+
6990ペソ

SAMSUNG RAM2G  ROM32GB

HUAWEI Y6 Pro
6990ペソ

RAM3GB   ROM32GB

OPPO A3S
9990ペソ

RAM3G   ROM32GB

Zenfone Max Pro M2 
4995ペソ

RAM4GB  ROM64GB

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まとめ

2019年3月時点でフィリピンで買えるシムフリースマホをざっと調査してみたが、実用的スペックはRAM3GBでROM32GBあれば通常の使用に関しては必要十分だと思う。

いままで激安スマホを含めフィリピンでスマホを何台か買って使用してきたが、安いだけの機種は性能云々よりもまずROMの容量が少なくてアプリが入らずどうやってクリアランスを確保するかが課題だった。

RAMは2GBでも一般ユーザーにとっては使用上の大きな弊害にならないだろうが、ROMは最低でも32GBを確保するということで掘り出し物をぜひ探してほしい。

 

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モトボサツ

2年のセブ島ジャングル生活を経てビサヤ語を習得。その後タガログ語も同時に習得し、最後は英語という逆ばりメソッド。現在生命保険、医療保険コンサルおよびビジネス通訳を兼ねる。元セブの大学にて3年間ストリート系日本語教師の経験あり。

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