フィリピンの役所に行くと「NOフィクサー」という貼り紙をよく見かけるが、役所の手続きがあまりにも煩雑でクソ長いので、待ち時間を短縮してやる変わりに特急料金を取るサービスが伝統的裏ルールとなっている。
当然ながらそれは違法行為であり、表向きはタブーなのだが、客を捕まえてくるフィクサーも分け前が貰える職員も特別待遇を受ける客も皆ウインウインの関係なのだ。
それがフィリピンという腐ったワイルドな国の文化でもあり、秩序でもある。
マニラの新市長の汚部一掃パフォーマンスに刺激を受けたのか、フィクサーと職員が同時に捕まり豚箱行きとなった。
地元メディアGMAより
これは氷山の一角であり、たまたま捕まってしまった職員の運が悪かっただけだろう。
フィクサーと賄賂制度がなくなると、問答無用で長蛇の列に並ばされ、要領を得ないダラダラした時間の渦に巻き込まれてしまう。
これがイミグレーションの代理店制度にも悪影響が及ばなければ良いが。。。
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