25万人の患者と1000人以上の死者
私は2年前の9月12日にデング熱で入院した。
セブ島全土で異常なほどのデング熱患者が発生し、私が入院したUCmedのナースはほぼデング患者で病床が埋まっていると言っていた。
デング熱は人から人へ移らないといわれているが、それは違う。
ウイルス感染している人の血を吸った蚊にやられると感染する可能性がある。
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もし病院へお見舞い等で行く場合はしっかり蚊よけのオフローション等で武装していったほうが良いだろう。
2019年デング観測史上最高
2019年は2012年より開始されたデング熱観測史上最高の患者数を記録し、25万人の患者と1000名を超す死亡者が出た。
フィリピンは東南アジアの中で最もデング熱による死亡者率が高いと言われている。
特に死亡者の1/3は子供であり、子供を持つ親としては脅威的な状況である。
子どもの死亡者
5〜9歳の子供は、報告されたすべての症例のほぼ4分の1を占め、記録された死亡の39%を占めています。
デング熱が4歳以下の子供(全症例の16%)、10歳から14歳(20%)、10代の15歳から19歳(15%)を患っている。
フィリピンでは、東南アジアで最も高いデング熱患者の死亡率が0.4%です。
ドミンゴによると、両親は子供が少なくとも2日間、頭痛、目の後ろの痛み、筋肉や関節の痛みを伴う発熱がある場合、デング熱を疑うべきです。
デング熱の拡散に歯止めが止まらない理由に予防接種問題が挙げられる。
つまり、デング熱の予防接種が開発されたが、それはデング熱を防ぐどころか症状がかえって悪化してしまう恐れがあるというものだ。
このニュースが出てからデング熱の予防接種の希望者が激減した。
予防接種を受けたおかげで症状がひどくなっては本末転倒。
一回かかった人には有効だが、かかったことのない人が接種すると1回目を済ませたことと同じ状況となり、デング熱になった時には2回目扱いされ症状がかなりひどくなるという。
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最近では蚊のいなくなるスプレーを外出前と寝る前に蚊が隠れていそうな付近(ドアや階段の踊り場)に噴射しているので随分と蚊の被害を防げている気がする。
既成の情報に流されない
先日、セブ島留学へ来ていた16歳の女性がデング熱で入院したのだが、彼女は発熱と頭痛よりもむしろ胃腸の不調を訴えていた。
デング熱といえば、発熱と頭痛と目の後ろ側の痛みという症状ばかりがクローズアップされ、それ以外の症状の事はあまり触れられない。
その女性の症状を聞いた時にピンときてしまった。
私の場合、下痢と嘔吐が初期症状としてあり、その後これまで経験したことのないほど食欲が消え、食べ物がすべて石に見えた。
まるで妊婦のように食べ物の匂いも完全にダメで、特に最後は珈琲の匂いを嗅いだだけで吐き気がするほどひどくなった。
胃腸機能が破壊されるのもデング熱の症状の一つである。
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