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マニラと地方のギャップ
毎朝のニュースを見ていると、マニラでは外出禁止令が出て警察や軍隊が検問を行う等、大変物々しい様子が報道されている。
まるで映画でも見ているような光景なのだが、それに比べセブは同じ国とは思えないほどノンビリしているように感じるのは私だけだろうか?
そしてようやくセブ州も昨日の午後3時から65歳以上の高齢者と学生(たぶん子供も含む)は24時間外出禁止となった。
在フィリピン日本国大使館からのメール
1 (1)3月21日,ビサヤ地域大統領補佐官は,ビサヤ地域におけ
る全ての地方行政機関の長などに対し、22日午後3時から、全て の学生と65歳以上の者に対する24時間の外出禁止を徹底するよ う指示しました。
(2)これを受け,同日,セブ州は,以下の内容を発表しました。
ア 学生,及び65歳以上の者は24時間の外出禁止とする。
イ 医療手当や緊急の要件の場合は免除とするが,その場合は身分証明書の携行が必須。ウ これらの措置は、3月22日午後3時から発効する。
(セブ州公式ニュースサイトのフェイスブック)
https://www.facebook.com/sugbonews.gov/photos/pb.11174187884 43151.-2207520000../ 1328376234014071/?type=3&theat er
気になるのはセブのパニック買いの現状。
マスクはとうの昔に店からすっかり姿を消し、除菌用のアルコールも品薄になっているのは確かだ。
そのうち食糧難になってホラー映画のように群衆が暴徒化するのが想像されてしまう。
近所のスーパーを調査してみた(3月22日状況)。
スーパーの在庫買い占め状況を動画にしてみた
スーパーの在庫はまだタップリ
きっと既に買い占めが起きているかもしれないという私の予想を裏切り、普段とあまり変わらない様子だった。
ただ、撮影したのが日曜日の午後12時前ということもあり、レジまでに30mほどの列が出来ていた。
一人の買う量を見ていると黄色いカゴに入るだけという感じで平常の買い物とあまり変わらない。
つまり、1ヵ月分の食料をまとめ買いするオカニ(お金)がないのだ。
フィリピンでは給料が月に2度に分けられており、15日と30日に支給される会社が多い。
そして、その二日だけはスーパーやショッピングモールには人が分かり易く群がるシステム。
3月22日という微妙なタイミングでは手元にある資金で豪勢に買い物をすることは出来ないのだ。
今回の調査で品薄だったのはコメ、卵、ドライフィッシュ、除菌用品。
日々の生鮮食品は普通にたっぷりと在庫があった。
普段から在庫管理がずさんなセブのスーパーでは棚の商品が整理されていなかったり、サプライヤーからの商品を補充する連絡をせずに棚が数日空のままということも頻繁にあるので、棚が空だと買い占めだという感覚は薄い。
それと、フィリピン人は完全にキリギリスの性質をしており、将来に備えて今を辛抱するのが大嫌い。
だから備蓄という行為が苦手な気がする。
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30日の給料日に現金を手にしてどれだけ買えるのかといっても家賃やその他の生活費を考えると爆買いする余裕はそんなにないのかもしれない。
引き続き調査してみたい。
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