超定番カラオケ
フィリピンは間違いなく世界トップクラスのカラオケ好き国。
どんなに貧しくとも各家庭にカラオケセットが用意してある。
連日連夜のこだまするカラオケによる歌声はフィリピンの風物詩といえる。
マニラの場合は母語であるタガログ語ソングが多いが、セブは圧倒的に洋楽が基本。
しかし、最近の曲ばかりでなく、何十年も前に昔流行ったもの未だにヘビーローテションで聞こえてくるのだ。
定番中の定番といえば「Bon Jovi」(ボン・ジョビ)。
現地のKTVに溺れた日本人男性が「ボン・ジョビ」を一生懸命練習しババエと一緒に寄り添って歌う姿が盛んに目的される。
フィリピンで日本人がボンジョビを歌いだしたらそういう事だと思って間違いない。
ところで私にとっての「ボン・ジョビ」は高校から大学時代にかけてのシンボルであり、当時はテレビCMにも起用されていた。
その当時聞いた曲が流れてくるといつだって気持は10代へとタイムスリップする。
先日ふとユーチューブで衝撃的な映像を見つけて。
なんと、
ボーカルのボン・ジョビがお爺さんになっているではないか!?
我が青春のシンボルが。。。
一瞬ハリソンフォードと見間違ったと目を凝らしたが、確かに声は「ボン・ジョビ」のそのまま。
ボン・ジョヴィ(Bon Jovi)は、アメリカ合衆国出身のロック・バンド。
全米を代表するハードロック・グループの一つ。デビュー早々から成功を収め、特に3rdアルバム『Slippery When Wet』が1000万枚を超える大ヒットを飛ばして以降、世界的な知名度を誇っている。2018年『ロックの殿堂』入り。『グラミー賞』1回受賞(9回ノミネート)。
ねえ、玉手箱をあけてしまったの?
知らない人がこれを見ると単に昔バンドしてたシニア層が趣味でやってるようにしか見えないだろうが、私は彼の変貌ぶりに大衝撃を受けている。
私の中のイメージ
ボンジョビおじさん
大ヒット曲「Livin' on a Prayer」を熱唱する黒人のオジサン。
意外と上手いじゃないか!
しかしキーの高いサビだけ歌わない分かり易さがウケて世界へ拡散された。
あの、ボン・ジョビって知ってる? https://t.co/IAgwHwkiEl
— モト ボサツさん@子供と成長中 (@motobosa02) June 15, 2020
フィリピンにもボンジョビおじさん沢山いそうだ。
自分が歳をとった証拠
急に思い出したことがある。
実は私の母が私と同じ歳だったころ、よくテレビで往年のスターを見て「アラ~、この人って年くったね!!」と驚いていたのだ。
つまり若いころのイメージからアップデートされないまま現実を見て驚くこと自体が老化現象というわけだ。
しかし、動画でみるボン・ジョビ爺さんには清潔感がある。
ハードロック系の人は人気が落ちると荒んだ人生へと落ち、終いには路上生活者となったりする。
さらにタトゥーだらけの肌が皺になり妖怪のようになったりするのだが、彼の場合はまるで大企業の会長のようにホワイトカラーな風貌だ。
私もボンジョビのように清潔なお爺さんを目指してみようと思った。
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