今回のバコロドの旅でどうしても消化しないといけないスケジュールがあった。
ティムの自慢母校ラサールとやらを見学すること。
フィリピンの大学で無茶に働き、ついには髪の毛が薄くなりつつある私を見てティムが言った。
「私の大学はレベルが違うよ!」
「エアコンある?」
「オフコース」
「でたぁぁ~」
私はとにかく何でもいいので、フィリピンも捨てたもんじゃないと思いたかった。
ところで、
私の世代はラサールと言えば鹿児島ラサール!
まるで神から選ばれし特別な者だけが行ける別世界。
なぜ鹿児島みたいに逆方向なのか不思議でもあった。
そこへ、いきなりフィリピンのラサールという名前が登場。
「まさか関係あるとか言わないやろね?」
恐る恐るネットで調べてみると、あまり関係がなかった。
共通点といえば、フランスの司祭・教育者であるジャン=バティスト・ド・ ラ・サールが1684年に創設したカトリック教会の修道会という点。
SM付近からジプニーに乗ったらたまたまマーケットを通り抜けるルートだった。
ここは、カルボンマーケット?
セブもバコロドもローカルマーケットは荒野の用心棒な世界。
そして物凄い渋滞!
約30分かけようやく到着した。
確かにちょっと小奇麗かも。。。
しかし、いきなり手作り感たっぷりなお遊戯会オブジェが出現。
やはりここもフィリピンあるある!
噂どおり、エアコン完備!!
大規模体育館。これは凄いぞ!
クッション性のある陸上トラック。
なんとプールがある!
しかも底がちゃんと透けて見えるとは凄いことだ。
ちなみに、セブのプールは白濁して視界ゼロに近いものばかり。
フィリピン人はあまり泳ぎが得意ではない。
トライアスロン等が盛んなイメージだが、一部の富裕層のたしなみとなっている。
日本のように小学校からプールがある訳ではないので、泳げると言っても犬掻きレベルだ。
そんな中、ちゃんと学校にプールがあるのは特筆すべき点だろう。
一丁前にカフェがある。
校内フードコート。プラスチック感がMAXにフィリピンらしい。
売店のマネキンのカツラが古典的。
40年前の日本へタイムスリップさせてくれる。
廊下にはフィリピンお約束な光沢のあるタイルが敷き詰められている。
中庭はほぼ整備されていないワイルドな感じだ。
ついに、ティムの自慢の大学を見学した。
確かにフィリピンにしては頑張っていると思う。
しかし、やはり日本の大学と比べると月とスッポン。。。
初めてフィリピンに来た人にとってはまるで戦前にタイムスリップしたみたいで刺激的だろう。
年末のバコロドはバカみたいに暑かった。
少し歩くだけで汗が噴き出す。
大学の正面にカフェがある。
SINCE 1940って本当なのか?
ティムが大学生のころ友達とよくシケ込んだらしい。
とりあえず何も考えずにコーヒー。
さすが砂糖の島らしくてんこ盛りのシュガーが付いてきた。
この店の名物パイ。
ウミャ~!
今回の旅の食べ物の中で最も美味かった!
旅の印象は食べ物で決まるのかもしれない。
この超絶に美味いパイは見た目は悪いが、味は絶品。
思わず3つも食べてしまった。
砂糖の島ネグロス。
3回にわたって総集編を書いてみたが、セブよりもっとフィリピンの素顔が見れた気がした。
ぜひ今度は一人でふらりとアドベンチャーを楽しみに戻って来たい。
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