ティムと一緒に暮らして6年になるが、最近ふとある仮説がたった。
”飯は基本的に自力で食べるシステムなのかもしれない”
この6年間ずっと不可解に思っていたことなのだが、食事が出たりでなかったりする。
これは継続性のないフィリピンあるある文化なのだと思っていたのだが、先日昼食を食べていなかったので、しこたま腹が減っていた。
夕方7時になっても食事が出てくる気配がない。。。
本当にパタイ(人間の最後に訪れる儀式)にそうな顔をしていたら、ティムが半分潰れたハンバーガーをくれた。
私は3秒でそれを平らげた。
「お腹減ってるの?」
「はい。。。」
「ドライフィッシュならあるよ」
セブのドライフィッシュは海水より辛くライスを山盛り食べるためのアイテムだ。
ていうか、基本的に私の晩飯を用意するつもりは無いらしいと確信した。
日本だとちゃぶ台ひっくり返す場面なのかもしれないが、ここはフィリピン。
怒ると逆にこっちが変な人となる世界だ。
日本では食事を作らない女性は、古来より悪妻呼ばわりされる。
店屋物で済ますとおいう言葉があるように、家で料理を作るのが基本で、それ以外は横着しているいう考えが伝統的な日本の考え方である。
しかし、フィリピンの場合、料理できない女性が割と多いが、その場合歌とダンスがメインだったりする。
とことん生粋のエンターテイナーだ。
以前タイから来た若い女性の留学生がこんなこと言っていた。
「タイの場合、あまり家で料理するのは普通じゃなくて、外食または持ち帰りが普通だよ。サワディカ~」
■台湾:外食が普通。共働きが多いのと自炊のほうが高くつくという理由男あるらしい。
■ベトナム:外食が普通。
■マレーシア:中流家庭以上にはお手伝いさんがいる。安く庶民的外食が楽しめる。
■シンガポール:3食外食。
■香港:フィリピン人のハウスキーパーが所帯数より多いらしい。
■カタール:中流家庭以上にはお手伝いさんがいる。
■フランス:スーパーで冷凍食品を買ってチンするだけらしい。
■ドイツ:夕食は手間をかけず冷めた適当なものが多いらしい。
■イギリス:食事がまずいので有名。メニューも固定ぎみで料理するのが面倒くさい。
アジアは割と外食中心で、ヨーロッパは冷凍チンでOKな文化。
そう考えると、日本の妻って大変だぁぁぁ。
共働きの末、食事や旦那子供の素晴らしい弁当も用意しなければならないのだろう。
それぞれの国で旦那が奥さんに求める内容は下記のとおりだ。
てなわけで、郷に入ったら郷に従え!
私はフィリピンらしく、空気を読まず外食ライフを楽しもうかな(汗
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