土曜日は朝から洗濯をすることにしている。
洗濯や食器を洗ったり洗浄系の作業をするとストレスが発散され、頭の中まで洗浄されたような気になれる。
ただし、自分の服とカワイイちゃんの服だけ。
カゴの中に全員分の服がどかっと入っているのだが、そこから洗うべき服を選別しなければならない。
自分の衣類は瞬間的に峻別できるが、ティムとカワイイちゃんのパンツが酷似しており選別作業にエラーが出ることもある。。。
一般的にフィリピンに住む本物のフィリピーナのパンツは精神年齢が低い。
小学生が履くようなガバッとした露出度の低いフォルムがスタンダードだ。
日本だとヒョウ柄とかワイルドな物もあるが、フィリピンのヒョウ柄は豹そのものがそのまましかも可愛く描いてあったり、子供が喜ぶような絵柄が多い。
九州男児の意地にかけてもティムのパンツを洗うわけにはいかないだろう。
だからパンツ検査の最終手段として嗅覚を使った判定をするときもある。
娘の小さい服や靴を洗っているときが一番幸せだ!
人生史上最高の自己満足感に満たされる。
日本に居るときは、一晩に10万使っても追いつけなかったこの妙な幸福度。
これが、フィリピンというへんてこりんな国に居続ける唯一の理由かもしれない。
先日、カワイイちゃんのパンツを干しながらふと思った。
「パンツ」「パンティ」「ショーツ」の違いってなんやろ?
そういえば日本のデパートでの名称はショーツだった気がする。
一説によると下着の起源は紀元前3000年頃でルーブル博物館のテラコッタとレリーフに描かれた二人のババエの一人が履いているのがパンティーの始まりとか。
日本で初めて手にしたのは豊臣秀吉でポルトガル船からの献上品。
使い方を間違って頭にかぶったりしたと思われる。
男性が心躍るパンティという名称が出てきたのは、昭和31年。
老人ホーム時代、デイサービスで来ていた80代の女性利用者から聞いた話だが、7色のパンツがセットになった挑戦的商品が突然世の中に出てきて、毎日パンツの色を気分によって履く楽しみが始まった。
それはウィークリーパンティと呼ばれるものらしい。
そして終いにはパンティーは履くものではなく殿方に見せるためのものなのだという女性の意識改革が始まったようだ。
時代によって様々に変わってきた女性の「パンツ」。
フィリピンにもパンツ革命なるものがやってくるのだろうか?
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