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先日初めてロビンソンギャラリアのキッズーナの中に私も入ってみた。
キッズコーナーの基本コンセプトは子供刑務所。
子供が2時間程服役中に親がユックリ食事やショッピングを楽しむのだ。
今までジェンに任せきりで子供遊ばせている間自分は買い物やネット作業等をしていたが、自分もその世界が知りたくなった。
一見耳触りの良い響きだが、NHK的というか非常に抽象的で無難な表現だ。
一体どんな心と体が手に入るのだろうか?
先日私も童心に帰って一緒に遊んで見る事にした。
毎回申込書を書くのが超面倒くさい・・・
”そろそろメンバーカードを作って欲しいよね”ってヤブ睨み気味な右下の子も言いたげだ。
キッズーナといえばお店屋さんゴッコが特徴的だが・・・
うちのかわいいチャンが夢中なのはスライダー。
円盤型のステップを登ってボールの海へ滑り込む感じの設定。
幼児向けなので高さは大した事ないのだが、そこへ登る円形の階段に秘密がある。
この階段を上る時に物凄い競争心が掻き立てられるのだ。
他人を踏み台にしてでも先に登りたい欲求!!
この競争心はグリーディーなフィリピン生活ではサバイバル精神として必須アイテム。
大人になって他車に負けないクソ意地を育んでくれる。
っていうか・・・
保護者どうしの競争の方が激しい!
終いには親が登りだす始末(汗
キッズーナが狙いとしているかどうか知らないが、競争心には2段階ある。
第1段階はセブ名物仁義なき車線の奪い合いのように、とにかく周りの人間に負けたくない競争心。
そして私のほうが凄いやろ?という優越感に浸る事になる。
セブだとトヨタフォーチュナで全然Okなのにわざわざランクルで違いを見せたいみたいな感じ。
この段階の根底にあるものはずべて劣等感。
競争相手の有無にかかわらず、相手に勝る何かを自分で体得し、自分を向上させたい競争心。
いわゆる自分に対する自分の評価をするレベルだ。
いずれにせよ親は何であれ子供に逞しくなってほしい。
第1段階の欲求は放っておいてもグリーディーな環境に身を置けば嫌でも培われるがものだが、第2段階の欲求へどう昇華させるか。
この仕掛けが第1段競争天国フィリピンの課題でもあり付加価値となるだろう。