フィリピンへ来て山暮らしを始めた頃の衝撃のひとつに、10歳未満の子供が普通に働く姿があった。
そしてフィリピンに対するファーストインプレッションだが、子供は勤勉で大人が怠惰という印象を持った。
今どきの日本では児童が公の場で労働に従事する姿を見かけることはないが、フィリピンでは普通小学校へ行っているはずの子供がその辺で普通に働いている。
先日、うちのケチな大家が植木を伐採をさせていたのだが、切り落とされた枝を運搬する作業に4名の子供が駆り出されていた。
歳の頃はそおさのぉ、8歳位か。
落ちる枝を見上げる面構は完全に現場のオッサン顔だ。
2名一組のシフト制で約15分毎にチェンジするようだ。
向こうがわに座っているのがさっきまで稼働していた二人組。
携帯電話でゲームをしているのがいかにもフィリピンらしい。
恐らく子供自信も自分が子供であるという意識は無さそうだ。
休憩中の子にケチな大家から昼飯の支給はあるのか聞いてみるとワラ(ない)といって口をへの字にしながら渋い顔をした。
僭越ながら働くお地蔵さんに食べ物をお供えしてみた。
食べ物を手に一瞬子供に戻る姿を見て少しほっとした。
しかし、子供の頃は勤勉なのに、大人になるとフィリピン人になる。。。
その辺で昼間から寝ている大人とのコントラストが激しい。
やはり人間の成長の大半は環境によるものなのだろう。
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