歳をとると根気が無くなり面倒くさがりになる。
さらにフィリピンで生活すると何でも諦め癖がついてしまう。
先日プロジェクターのコネクトが上手く行かず、すっかり諦めていたのだが、ティムが根性で接続した。
お礼に好きなものを御馳走することにした。
何がいい?
「Unsa imo ganahan?」
ウンサ イモ ガナハン?
「焼肉ぅ」
全く遠慮なく答えた。。。
日本人と付き合うフィリピーナの好物NO1は贅沢にも焼肉なのだ。
事あるごとにティムがうわごとのように行きたがっていたドラム缶焼肉「粋」に初めて行くことになった。
その焼肉店はセブのダイクマと呼ばれるホワイトゴールドの敷地内にひっそりとある。
かなり辺鄙な場所なのだが、連日満員らしい。
シノログを週末に控えた金曜日の午後7時。
すでに満員御礼だ!
こういうのを見ると美味くてサービスが良ければ場所なんて関係ないのかもしれないと思ってしまう。
とりあえず空きが出るまで暫く待つことにした。
湿った風が吹いている。
今年のシノログはひょっとして雨になるのか?
ホタテマン似のガイジンとSK2に居そうなフィリピーナのイチャイチャカップルが気になった。
若いフィリピーナ。
年の頃はそうさのぉ23歳位か。
時よりガイジンの口にアーンと食べさせている。
お互い無言のKTV同伴出勤とは一線を画すシーンだ。
ホタテ男は黄色い泡の出る液体を飲まず可愛らしくアイスティー。
ひょっとして”焼肉&黄色い泡の出る液体”は日本だけなのか?
清算時にホタテが低い声でつぶやいた。
「Oh,Very Cheap !」
ホタテがコスパに唸る焼肉店。
まるで機関車のように勢い良く出る煙。
良く働く男性スタッフはセブでは珍しい。
チャコールの網焼きはセブ焼肉の基本だ。
モクモクと焼肉の芳しい煙が煙幕のように流れる。
その煙の行先にはピザ屋がある。
HANDURAW ハンドゥーラウ ホワイトゴールド店
はち切れそうな若いフィリピーナグループ。
高級焼肉の匂いを無料で嗅ぎながらピザが来るのを待っている。
おいおい、なんてお得なんだ!
焼肉気分を同時に味わえるピザ店。
こんな裏技ピザがあったなんて。。。
さて、うちの雌ライオン様の宴が始まった。
ロース、ハラミ、牛ヒレ。
付け合わせのサラダが想定外に贅沢だ。
雌ライオン曰く、ハラミがピーナカ ラミ(一番美味い)との事。。。
さらに黄色い泡の出る液体2本とライス2杯追加で1030ペソ。
ティムがつぶやいた。
安い「Barato ra」バラト ラ
あの、払うの俺なんですけど。。。
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