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【極貧】暗い目をしてすねていたタオル売りの少女 

投稿日:2018年3月2日 更新日:

フィリピンは貧しい第三世界と呼ばれる国だが、世界第三位の幸福度大国。

統計上貧しくとも幸せらしい。

私にとってフィリピンは人生の荒野をさまよった挙句流れ着いた新世界だった。

灰色の日本と違いカラフルな子供の笑顔が衝撃的過ぎて暫く滞在してみたいと単純に思ったのだ。

確かに貧しいが皆でやれば怖くない。

大昔の日本と同じで、競争社会度は少ないのが庶民の暮らし。

フィリピンから見た日本は閉塞感に満ちた余白の無い世界に感じた。

しかし、貧しいフィリピンの中でも動物に近い極貧層となると怖いものがあった。

子供が野良犬と同じ目をしている。

本当のサバイバル。

それは恐ろしい階級社会の闇を感じた。

先日Sinangag stationという店で昼飯を食っていた時のこと。

店の外からじっと見る視線に気が付いた。

そんなに見られてたのでは食べ辛いが、ほとんど食べ終わっていたのでどうすることも出来なかった。

髪は長いが男の子のような恰好をしている。

「クヤ、タオル買って」

暗い目をしてすねているグレた弟のような声だ。

3枚で100ペソだという。

薄い雑巾に近いタオルの束を持っているのだが、そんなタオルは要らない。

無視して歩こうとしたが20mほど付きまとってきた。

名前はセシル。

11歳の少女だ。

小学校には行っていないのかと聞いてみたが無言だった。

目の奥に幸せのかけらも感じられない。

世界三位の幸福度って一体。。。

娘がいる身としては切なさが消えない。

とりあえず白いタオル3枚買ってみた。

さてこれ何に使うかな。。。

 

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モトボサツ

2年のセブ島ジャングル生活を経てビサヤ語を習得。その後タガログ語も同時に習得し、最後は英語という逆ばりメソッド。現在生命保険、医療保険コンサルおよびビジネス通訳を兼ねる。元セブの大学にて3年間ストリート系日本語教師の経験あり。

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