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果てしない日本とフィリピンの違いの中でブランドの位置づけも大きく変わる。
2014年に増築されたアヤラ新館はダイソーや無印良品を始め、日本の店がテナントとして幾つか入っている。
新館のコンセプトは高級感。
先日、初めてセブへ来た日本人の方のリアクションが印象的だった。
「おおおー、資生堂が超高級ブランド扱いされてますね!」
まるで一限さんお断り的な恐れ多い雰囲気に包まれる。
一歩でも店に踏み入れると頭の先からつま先までキッチリ品定めされそうで落ち着かない。
中国以外の国からインポートされた物はとにかく高級ブランド扱い。
クロックスも高級ブランドとして輝いている。
昨年5月に日本へ行った時に、ドンキで無雑作に吊るされているクロックスを見たティムがこう言った。
「これって本物?」
こういったインポート物は関税や為替の関係で値段が本国の2倍だったりする。。。
実は私は最近までオニツカタイガーという存在を知らなかった。
先日フィリピン人から「オニツカタイガーってジャパンブランド?」と聞かれて気になり始めた。
1961年(昭和36年)の毎日マラソン出場のために来日したアベベ・ビキラを鬼塚はホテルまで訪問し「裸足と同じぐらい軽い靴を提供するからぜひ履いてくれ」と説得し、シューズを提供。アベベはその靴を履いて毎日マラソンに優勝。
最初見た時、アシックスのパクリ?と思ったが、アシックスの別ブランドだった。
古くはオニツカタイガーというブランドで売り出し、その後アシックスに名前を変更し、現在また復刻版としてオニツカタイガーを再販している流れらしい。
キルビルという映画の中で使われ、人気に火が付いたとか。。。
3面ガラス張りの意味は品物をディスプレイする事意外にも大きな意味がある。
”犬と〇〇人は入るべからず”とは書いてないが、貧乏人は入るべからず?
ここで買い物をする姿を世間にさらす事によって煩悩がくすぐられるショータイムだ。
ちなみにこの白シャツの値段、6250ペソオンリー!
一方、本家のアシックスも新館に入っている。
個人的にアシックス派の私。
GT2000シリーズを10足位履きつぶした。
十数年前ある日突然思い立ってジョギングを始めた時、闇雲に始めたので、随分足腰故障した。
靴も何でも良いと思って適当に自分に合わないものを使って随分泣いた。
最後にたどりついたのがアシックスだった。
問題は、如何にもジョギングシューズと言った分かり易いデザインなので、一般生活で使うにはデザインがダサ過ぎる。
旅先でも朝から走りたい私としては出来ればアシックスのまま出かけたいところだが・・・
ちなみにオニツカタイガーと同じアヤラ新館にあるアシックス店。
余計なお世話だが、客が入っているのを見た事が無い。
オニツカとアシックスの違い。
デザインがシンプルで都会的だと言えばそれまでだが、
■ONITSUKAという意味不明な単語が刺激的?
■タイガーという強そうなイメージが靴の魅力に反映?
■もろ日本語なのでMade In Japanという事が分かり易い?
復刻商品が多い昨今。
明日はセブのボブソンについて書いてみたいと思います。