フィリピン人の一般的特徴。
■40分遅刻する
■約束は全体的に守られない
■借金はきっちり踏み倒す
(2回目まで返すが3回目高い確率で逃げる)
■メモとらない!
そこだけ見ると全くろくなもんじゃないな(笑
しかしそれはあくまでケースバイケース。
出来ないのではなくやらないのだ。
例えばSMのバーゲンセール。
開店30分前から並んでいる。
メモに関しても条件次第で物凄い集中力を発揮する。
2年前参加してみたネットワークビジネスの会場では皆目の色変えて真剣にメモを取っていた。
正直圧倒された。
利害に対する率直さ。
それはもう国民性だと言ってよいレベルだろう。
先日カワイイちゃんをプールに連れて行く前にジョリビーのドライブスルーで食べ物を調達することになった。
ドライブスルーなのに遅い!
その理由の一つは担当者がメモを取らない事。
基本トランシーバーしか持っていない。
オイオイあんたダイジュブとね???
その日オーダーした内容。
・チキンバスケット6P
・コーヒー2杯
・コーラ1杯
・ビックバーガーステーキミール
・バーガーステーキ&エッグ
・ホットドッグ
・ポテトラージ
チキンバスケットからコーラ位までは何とか感覚記憶にとどまるが、ビックバーガーステーキミールが入った途端、ドリンク情報が全部コーラに上書きされる。
そしてポテトは既に忘却の彼方。。。
これで3度訂正。
ジョリビーで3つ以上オーダーしたこちらも悪いと言われればそれまでだが。。。
ジョリビースタッフが耳でキャッチした情報は感覚記憶と言われ最大4秒程度しか保持されない。
コーラ情報をインプットしたあたりでレッドゾーンに入る。
┌─感覚記憶
| ↓
記憶 ┤─短期記憶(ワーキングメモリー含む)
| ↓海馬へ転送
└─長期記憶─┬─ 陳述記憶─┬─ 意味記憶
| |
| └─ エピソード記憶
└─ 手続記憶 ── 技能記憶
感覚記憶を短期記憶へシフトする努力よりメモを導入した方が良いだろう。
私がフィリピンへ来て確信したことの一つ。
それは消費者の要求がサービスを育てるとう事。
ドライブスルーの注文とるだけに5分かかっても誰も文句言わない。
後ろに行列が出来てもネバーマインド。
オーダーミスしても個人的に咎めないので改善が1mmもなされない。
ここで日本人が日本人らしさを発揮して文句言おうものなら狂人扱いされるのがオチ。
しかしもしフィリピン人が言い訳もせず失敗を自分の責任だと真摯に受け止め始めたら、一気に日本みたいになってしまう。
小市民なモトボサツは住めなくなってしまうだろう。
ってわわけでそのままでヨカヨカ。
やっぱりメモも取らんでヨカとです。
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