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メガホンクレイジーボーイズとセブのもんじゃ焼き ※食事中の方要注意

投稿日:2016年5月29日 更新日:

kenny

公私混同ゆるゆるフィリピン。

先日SMの某ドーナツショップでコーヒーブレイクをしようと並んでいたら、スタッフの友人らしきフィリピン人が横から来て普通に箱で貰って行った。

払ってない。

日本だと窃盗や業務上横領に該当するのだろうが、フィリピンだとオーナーが気が付かないので犯罪にならない。

お友達になったもん勝ちだ!

もしフィリピンで飲食店するならこの公私混同させない教育は基本パッケージの一部だろう。

コーヒー飲みながら1時間ほど仕事をし、ティムと合流した。

彼女は昼飯を食べる暇が無かったらしく空腹でかなりイラだっていた。

ふっ、よくある事だ。

私は昼飯を抜こうと考えていたが遂に遅い昼飯を付き合う事になった。

基本的に生活主導権は向こうにある。

ティムはSMの呑気近くプランチアウトしたなんちゃってヘルシーレストランをチョイス。

私は黙って従った。

サービスはローカルレベルだが上手くこだわり感を演出しているようだ。

左手首のGショックは13時50分。

中途半端な時間なのに結構に賑わっていた。

入口付近のテーブルが一つだけ空いていたのでそこに腰を下ろした。

左の窓の外をフラフラ歩き行くフィリピン人達と時折目があう。

隣の席の子供2名。

まるで盛りの付いた動物状態。

どっから持ってきたのか知らないがプロ野球応援風のプラスチックメガホンを口にあてウォーっと雄たけびをあげながら店内を走り回っている。

親は一向にお構いなしだが、フィリピン人客達も全く動じていない。

それにビビるのはきっと日本人だけだろう。

何年経ってもこのアウェーさは無くならない。

隣の席は会計を済ませ、暴れまわる子供が戻ってくるのを待っていた。

そしてメガホンクレイジーボーイズ2名が戻って来た。

子供は息が上がりカカカッと詰まるような咳をしたが終いにはウゲゲーっと床へ吐き散らした。

私は最初から最後まで一部始終を見てしまった。

予想通りその家族は店に何も言わず普通に出て行った。

その目から突然入ったショッキングな映像は短期記憶をスキップしていきなり長期記憶へ即インプットされてしまった。

あれ見て月島のもんじゃ焼きが食べれれば神レベルだが、まだ修行僧レベルの私の凡人脳は素直に食欲停止命令を下した。

目撃者は私一人。

孤独だ。

世界中の辛さを一人で背負った孤独なヒーローってこんな気分なのだろうか?

ティムにも見せて痛みを分かち合おうかと一瞬思ったが思いとどまった。

くそっ、俺さえ我慢すれば。。。

こらえろモトボサツ!

皿を片付けに来た男性スタッフがその天然もんじゃ焼きを目の当たりにして立ちすくんだ。

 

やばい、見なかった事にしようっと。。。

 

キャツの心の呟きが聞こえた。

皿だけとっとと片付けて行ってしまった。

次にテーブルを拭きに来た女性のスタッフがまた同じリアクション。

 

何これ!? 見なかった事にしようっと。。。

 

都合の悪い事はうやむやにしてしまう。

現実逃避はフィリピン第一文化に認定して良い。

好きな仕事内容だけやりたい。

その他はオグマ(明日)。

そうやって人口だけ無駄に多いこの国全体のGDPは日本の一県レベルにしか相当しない。

注文した食事が運ばれて来た。

天然もんじゃ焼きの存在を忘れようとすればするほど脳内ディスプレイに刻銘に映し出される。

最近の生活の中ではかなり修行度の高い場面だ。

プレートの上の食べ物がすべてもんじゃとタグ付けされる。

チャレンジだ。

九州男児ばナメるな おらー!

私は右脳ブレーカーをOFFにし一気に完食した。

 

 

この食欲無くす場面が多いセブ生活。

実はほかに食欲無くすネタが色々あるが、次回に譲りたいと思う。

 

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モトボサツ

2年のセブ島ジャングル生活を経てビサヤ語を習得。その後タガログ語も同時に習得し、最後は英語という逆ばりメソッド。現在生命保険、医療保険コンサルおよびビジネス通訳を兼ねる。元セブの大学にて3年間ストリート系日本語教師の経験あり。

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