某雑誌がセブのラーメン戦争というタイトルで特集を組むほどラーメン店ヒートアップ中のセブ。
しかし、ラーメンの好みほど人に依って異なるものはない。
誰かに勧められて行ってみたけど特に感動を覚えないレベルだったり、逆に自分が勧めたラーメン屋が酷評を受けたことは山ほどある。
セブラーメンの好みも人に依りマチマチだが、たった一つだけ統一意見がある。
それは。。。
日本より高い!
よかったら次のリンクからご覧ください
▶たかがラーメンに300ペソ以上払えるか?
フィリピンなんて0.01mmも興味なかった。
フィリピンパブなんてお化け屋敷にしか見えなかったし。
フィリピン人とインド人の区別さえつかなかった。
そんな私のハートに火をつけた一言。
「フィリピン危ない国だからね、アンタ スグヤラレル」
「上等じゃねーか☆彡」
私の終の棲家は福岡市博多区。
フィリピンに渡る前に博多のキックジムで強化トレをするためにわざわざ引っ越した。
早朝5km走り、午後3時間キックジム、夕方プールで1500メートル泳ぐ。
汗なのか涙なのかさえ分からないものが床に滴る。
スタミナが尽きる瞬間が醍醐味だった。
週7を半年間毎日やった。
元カノ〇からの情報だとフィリピンはスグヤラレル最高にクレージーな国。
空港降りた途端武装したフィリピン人達に囲まれてスグヤラレルイメージがとっくに出来ていた。
恐らく100人組手以上の過酷な試練が待っているだろう。
今では笑い話だが、当時は本気でそう思っていた。
失う物はなにも無い38歳。
きっと最高のコンディション。
私を突き動かしたもの。
それは九州男児の意地にかけ多勢に無勢でもせめて一矢いや一蹴報いたいという思いだけだった。
家も仕事も家族も失った中年キックボクサー。
友達無し。
彼女は変なフィリピン人。
好きな場所は本屋。
トレーニングが終わると自転車で天神の本屋に行き片っ端から立ち読み。
フィリピンへ渡ると日本の本ともおさらばだ。
そう思うといっそう立ち読みに気合が入った。
帰路につく前に啜る280円ラーメンが五臓六腑にしみたな。
俺のラーメンは280円。
あれから時は止まったままだ。
いきなりフィリピンで400ペソ(1000円)ラーメン出されても受け入れられるわけ無いじゃないか!?
もし自分がラーメン屋やるなら200ペソ以下だ。
なんとなく夢見ていた。
客を選ばずそれぞれの居場所を提供する日本の心。
そんな理念があっても良いと思う。
昨日I崎さんがポツリとつぶやいた。
「あの。。。気になるラーメン屋が出来たんですが。。。」
「是非行きましょう!」
詳細は明日のブログをご覧ください。
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