昨日から始まった第三回セブ島大盆踊り大会。
アミーゴ号はティムが店舗の準備の為に終日使用中。
盆踊りのポスターによれば会場行き無料バス乗り場が三カ所書いてある。
・Plaza Independencia
・SM CITY
・SM SEASIDE
私は自分の仕事を終え、ノコノコと夕方5時頃SMシティーのバス乗り場へ行った。
乗り場のスタッフに聞いてみた。
SRPで行われる盆踊りサマーフェスティバル行きのバスはどれ?
「Asa ang bus paadto sa SRP Bong Odori festival?」
アサ アン バス パアッド サ SRP ボンオドリ フェスティバル?
何それ?
「Unsa na?]
ウンサ ナ
はっはー、でたぞー!
私は焦らず怒らず謙虚な態度で盆踊りのチラシの画面を見せ指さした。
ホラここ見て
「Kani ba!」
カニ バ
そんなもん無いよ
「Wala oie」
ワラ オイ
でもここに書いあるし。。。
Pero Naa ba diri
ペロ ナー バ ディリ
乗りたかったら200ペソのカード買わないとダメだよ
「Kinahanlan ka mopalit ug 200 peso bus card」
キナハンラン カ モパリット ウグ 200ペソ バスカード
日本だと客が怒りそうな場面だがなぜかスタッフが怒っている。
逆キレの見本みたいな状況に耐えることが出来るのは日本人だけだ。
ここは怒ってもエネルギーを消耗するだけでいいことは一つもない。
私の痛すぎる数々のフィリピン修行生活からフィリピン人のWala(無い)を鵜呑みにしてはならないと思っている。
Wala は”無い”のではなく単にそのスタッフが”知らないだけ”と思った方が良い。
私は冷めた機械のように隣のスタッフに全く同じ質問を繰り返した。
すんません、SRP行のバスのこと知ってる?
「Excuse miss. Kabalo ka Special free bus paadto sa SRP?」
エクスキューズミー、カバロ カ スペシャル フリーバス パアッド サ SRP?
マジ無いんだって!
Wala lagi!
ワラ ラギ
更に別の一人のスタッフに同じ質問しようとしたが、全員で私の事をジローっと睨んでいる。。。
完全不審者状態。。。
これ以上続けるとまたその辺のスケベなガードマンを呼ばれてしまうので止めた。
その低次元なやり取りを見ていたアイフォン6を持った年齢不詳なタンボック。
タイミングを見計らっていたように声をかけて来た。
あんたどこ行くの?
「Sir Asa ka moadto?」
セール、アサ カ モアッド?
盆踊り会場行きのフリーバスがあると思ってきたら無いと怒られ、心が折れそうだと伝えた。
するとその男はこう持ち掛けて来た。
「俺のカード残高50ペソあるけど100で買わないか?」
ここフィリピンの地獄に仏はいない。
弱った獲物は食われる。
もうバスに乗る気モチベーションはゼロ。
今回は大人しくタクシーに乗る事にした。
しかし、タクシー乗り場は既に長蛇の列。。。
泣き面に蜂。
私は別の乗り場からようやく乗ることができた。
フィリピンの公共とたまに付き合うと発狂しそうになる。
ところで、こんだけ大変な思いをしてタクシー料金200ペソを払いようやく辿り着いたSRP盆踊り会場。
一般のフィリピン人客はちゃんと辿りつけるのだろうか?
そんな疑問をよそに7時前には既に会場が観客で溢れかえっていた。
オミャ~ら一体どこからどうやって来たの?
久々に懐かしい活気ある雰囲気を味わった。
続きは明日!
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