先週の土曜日。
知り合いのフィリピン人からバザーのお誘いがあったのでちょっくら顔を出してみた。
場所はASフォルチュナ通りOAKRIDGE(オークリッジ)。
通りからどんどん奥に入らなければならない実に辺鄙な立地。
「誰がこげんトコ来るとやろか?」
実に不可解に思った。
高級車からいかにもと言った感じの人が降りて会場の中へ入っていった。
入場料なんと100ペソ。
セブ盆踊り大会の5倍だ!!
入場料は人種を振り分ける為のシステムとしても機能する。
中へ入ると、想定外に人が溢れていた。
入場料100ペソを普通に払える顔はこれだ!
衣料品販売が7割。
ざっと見たところ平均価格は300~400ペソ。
目立ったのは化粧品。
実演付き販売に群がるフィリピン人。
非常に分かり易いお馴染みの図。
個人的には”黒いドーナツ店”が気になった。
まるで焼物工房のような雰囲気がいい。
ブラッキーな店主。
そうだ。
彼も立派なコンテンツの一つなのだ。
素朴に深く感心してしまった。
このアクセサリー売り場の女性。
タトゥーだらけのこの人が売るからハードに商品が引き立つ。
もしこれで寿司を握っていたら絶対美味く感じないだろう。
ブース主と来客に適当に声をかけてみた。
どうやってこれ知ったの?
Pano nimo nabaw-an kani?
パーノ ニモ ナバオアン カニ
フェイスブック9割、口コミ1割。
よってフェイスブックの勝ち!!
このバザーの主催はITパークのフードバザーでお馴染みのSUGBO MERCADO。
オークリッジのバザーは去年に引き続き今年で2回目。
前回が大成功に終わった好影響で今年のテナント募集に苦労しなかったようだ。
実績が更なる実績を呼ぶ幸せのサイクルにはまっている。
しかし、入場料100、出展料6000ペソは少し強気の設定に感じる。
もし日本人が主催者だったらフィリピン人はどうせカネが無いので入場料50、出展料3000ペソの設定にした気がする。
やはりフィリピンのスタンダードはフィリピン人が作ってゆくのだろう。
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