カワイイちゃんの手に赤い斑点が!?
何これ?
Unsa Ni?
そりゃもうギョッとしてしまった。
しかしよく見ると私の”済スタンプ”を私の本棚から勝手にとって手足に押しまくっていたのだった。
手が済ってどんな意味だ?
しかし、私の愛用している済スタンプ。
日本時代からもう何十年も愛用しているのだが、一つ終わるたびにビコっと押すと気持ちいい。
いかにも日本人らしい瞬間だ。
やっつけた感じがまた爽快!
フィリピンで暮らして思うのが日本の印鑑やスタンプ文化は合理的で本当に素晴らしい。
日本人にとってコンドミニアム購入や保険の契約で非常に難儀なのが署名。
基本的にパスポートと同じ物が求められるので漢字での署名となる。
やたらと書類の多いフィリピン。
役所を含めシステムはが最初から崩壊しているので横の繋がりなど洒落ものは無く何枚も同じ書類にサインを求められる。
日本ではハンコ一発で済むところを10枚も書かされると手がつる!
まるで江戸時代に戻った気分になれる。
今思えば日本ってムリムダムラがとことんそぎ落とされて美しい。
サイン以外でも同じ処理はスタンプ等で一発解決。
一方フィリピン。
小学校でサインを作る授業があるらしい(汗
そして大学でもう一回。。。
あの誰でも真似できるレベルでミミズのはったようなサインを一生使い続けるのだ。
本ブログで数えきれない位書いているフィリピンの事務処理の遅さ。
レジ渋滞はその最たるものだ。
たとえば偶然見かけたパンを一つだけ食いたいとする。
まあそんな日もあるだろう。
ギョロメクロンボな売り子に指さしてカニ ウサ(これ1つ)という。
ウサラ?(たった一つ?)とイライラッとする失礼な答えが戻ってくるだろう。
すると、レジでクワルタ(オカニ)払って戻って来いという。
パン屋は常に上から目線がスタンダード。
またそのレジがわりと遠いのだ。
パン一つ買うために俺はアホかと思いながら時速30キロでレジへ向かう。
その際に基本的な問題が発生。
レジで商品名を聞かれる。
そんなもん知らんばい!?
特徴を一生懸命説明するがレジ担当者は想像力ゼロ。
ギョロメクロンボにヘルプビームを送るが無視。。。
もう買うの止めよう思う自分ともう一歩だから我慢しろという自分が戦う。
そしてだいたい我慢して商品名を確認しに行く流れとなるのだ。
ギョロメクロンボにイスワット!(書け)という。
それがまたメモ用紙を探すのに15秒かかり、書くのもゾウガメ。
いつものイライラMAX(すんませんな)。
その紙をつかみ取りレジへ戻るとさらに行列。。。
フィリピンなんかパタイ(人間の最後に訪れる儀式)ねと思いながら10年も住んでいる俺はいつも孤独だ。
キャツ等はスタンプを使って合理化する必要があるだろう。
どうせパンの種類なんて1年以上変えないだろうからまずパンの名前スタンプを作る。
もうなんなら売れ筋ベスト5のものだけでいい。
いっそ俺が1つ100ペソで作ってやろうか?
そして紙切れにパンの名前の書いたスタンプをピコっと押してピラカブォック(個数)を記入。
スタンプを押すとピコっと音が出るようにすれば飽きっぽいフィリピン人でもアクティビティー感覚で続くかもしれん。
ほんとフィリピンの歴史を塗り替えるスタンプ革命やろうかな。。。
フィリピンでパン1つ食うのも命がけとです(><)
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