ティムの知り合いが露店バザーに飲食店を出したらしい。
丁度このころイスラム関連の爆弾テロが起きていたのだ。
私の心の声なんてセブの喧噪にかき消され儚くも散ってしまう運命なのはいつものこと。
フェイスブックと口コミのフィリピン神通力
Sugbo Merdaco(ソッボメルカド)はフィリピン人の中間層が最も好むホットスポットで毎週木曜日から週末にかけて開催されている夜市のことだ。
Sugboはセブを意味し、Merdacoは市場。
そんな風に思いながら冷ややかに眺めていた。
いつの間にか身についてしまった悪い癖。
しかし、私個人の下馬評を大きく裏切り、驚愕的なまでに動員を増やし大きく成長していった。
現在50店舗程度の店舗が軒を並べている。
一体何がフィリピン人のツボにぴったりと嵌ったのか?
店を出しているティムの知り合いに聞いてみた。
すると、「テナント募集も集客もほぼフェイスブックと口コミ」だと言う。
そういえばフィリピンは世界一フェイスブックが好きな国だった!
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更にフィリピン人は口コミ力が凄いと言われるが、その源流は井戸端会議。
ほっとけば1日中誰かの噂話をしている。
フェイスブックと口コミで一気に広がった。
行列のできる勝ち組、負け組
レモンと砂糖を混ぜただけ。
私はこれを飲むたびに夏の日の少年時代を思い出す。
よく祖母が作ってくれたレモン水と同じ味なんだ。
99%が食べ物の屋台。
和風の屋台は日本の国旗を全面に押し出してキマリ。
大学の授業で何度か生徒から質問されたことがあった。
どこも大繁盛かと思いきや裏手にある某バーガーショップには客が一人もいない。
まるで何かの罰ゲームだ。
ショッピングモールで食える既製品的なものをわざわざ夜市で食わないって?
フィリピーナが集まる店
ティムの目的は知り合いを訪問する事だけで無くこの店を物色すること。
連れの男どもが外で退屈そうに雁首そろえてショッピングが終わるのを待っている。
その姿が切なくも共感を誘う。
個人的にこの店が一番注目株。
なぜなら料理しなくて良いので楽。
食材の管理に気を使わなくて良いし。
アイテムを陳列するだけで勝手に女性客がドンドン吸引されるのだ。
小銭入れ風のキャラ財布は100ペソ。
アクセサリーは300ペソ~400ペソ。
それが結構売れている。
夜の露店という環境が財布のヒモを緩くしている気がした。
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