先日、日本から来た日本人の方とお会いした。
私は初めてフィリピンに来た日本人がカルチャーショックを受ける様子を観察するのが好きだ。
”うわ、何コレ、凄いですね。大丈夫ですか?”
私のようにフィリピンに一定期間住んでしまうと”フィリピンに住む日本人”という種別になってしまう。
フィリピンに対して鈍感というか諦めというか、「フィリピンあるある」を完全会得してしまい、細かい違和感など気が付かなくなる。
つまり新鮮な感動が無くなってしまうのだ。
自分も再び感動するには、日本から来た日本人がカルチャーショックという名の新鮮な衝撃を受けまくっている様子をじっと観察し、疑似体験をするしかないだろう。
最近の日本の話を聞かせてもらった。
「日本もハロウィンのゴミなんか見ると民度が下がって来てますね」
集団主義の日本。
良くも悪くもみんなでやれば怖くない。
あと花見の跡も。。。
一方、待ってましたフィリピン。
ジョリビーでもフードコートでも食べた後はごちそうさまも言わずそのまま立ち去るのがフィリピン文化。
公共の場所にゴミが散乱する。
民度がどうのこうのという次元ではない。
しかし、私の最近の調査によるとフィリピンに変化の兆しが見えている。
たとえば映画館。
娯楽の少ないフィリピンでは映画館は人気スポット。
映画館で涼もうよ💛
Magpa bugnaw ta sa Movie house.
マグパ ブッグナウ タ サ ムービーハウス
プライバシーの無い環境で恋人同士がイチャイチャできる環境だ。
私も日本時代よりはるかに映画館に足を運ぶ頻度が増えた。
フィリピン人は何かにつけ食べるのが大好き。
もちろんフライドポテトやポップコーンとコーラを持ち込む。
そして、食い終わると無情にも床へ投げ捨てる。
私も何事も経験と思い、真似してやってみた。
物凄い勇気が必要だった。
ウ〇コした後トイレの手桶を使って素手で尻を洗った時以来の衝撃レベル。
罪悪感というドアが蹴り破られた。
次からゴミを床に捨てるのが楽になった。
ところが、最近セブの映画館で倫理的変動が起きている。
以前は放映前のコマーシャルの間にビデオ撮影や携帯電話利用禁止などマナー的なのがあったが、まったくサルの耳に念仏状態。
誰も真摯にうけとめ従う者など見たことがない。
しかし、最近、内容が変わり、ゴミはゴミ箱へ入れましょうという内容が追加された。
今まで通りゴミを床に放置したまま立ち去ろうとするとティムに怒られた。
「ゴミ箱に入れなきゃダメでしょ!」
フィリピン人からマナーを指摘される。。。
私は今観たばかりの映画の内容を忘れるくらい深い衝撃に打たれた。
周りを見渡すとゴミ箱へちゃんと入れているフィリピン人が目立った。
先日の夜市sugbo mercadoでもゴミ箱へちゃんと捨てる姿が確認された。
次の動画をご覧ください
自分さえよければ良いはずのフィリピン。
一体何が。。。
ゴミ箱に向かって次々とシュートを決めるフィリピン人達を観察しているうちにふとあることに気が付いた。
バスケシュート?
そう、この国はバスケの国だ。
DNAに組み込まれる位バスケ命な国民。
ゴミ箱はバスケのゴール!
ゴミをボールに見立て、クールにゴールを決める事ているのだ。
このグッズ販売するとバカ売れしそうな予感が。。。
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