踏んだり蹴ったりフィリピンライフ
Ji(ジ)の公認としてジョイ18歳が投入されたジョイ。
突然、昨夜辞めてしまった。
わずか1日しか働いて居ない。
母親のバーベキューを手伝っていたと言っていたが、連続4時間以上働いたことがなかったので、耐えられなかったのだろう。
昨夜、突然家に戻りたいと泣き始めた。
そして午後9時頃、50歳に見える33歳の母親が妹を伴い彼女を連れに来た。
タンバイのオヤジとバーベキューショップを手伝う母親と妹二人の家族。
アホ面のジョイと違い、妹は大変賢そうな顔をしている。
小学校の成績が非常に良かったので今はUCの高校へ奨学生として学費無料で通っているらしい。
同じ種と畑でも出来具合が違うものだ。
最初聞いたときは、自分は妹の学費のため高校を途中でやめたと言っていたが、勉強が嫌いな子の言い訳にしか思えなくなった。
そして私は随分老けた33歳の母親へ遠慮なくこう言った。
「妹が来てくれてればよかったのに。。。」
しかし、高校を卒業するまではさすがに働けない。
出来の良さそうな妹は、ちゃんと大学へ行ってそれなりの人間になれる感じだ。
ジョイを連れて母親と妹は我が家を後にした。
またまたまた昨夜は怒りと絶望感に包まれたのだった。
それから凄いことが分かった。
ジョイには以前ジェンが使っていた服を貸していたのだが、それを全部持って帰っていたことが分かった。
フィリピンで帰り際に持ち物検査が必須な理由が分かる実例だ。
仕事全然しないくせにそういう悪い事だけは一丁前にやるもんだ。
煮ても焼いても食えないとはこのこと。
やはり、ジョイが戻るときに心を鬼にして持ち物検査をするべきだったのだろうか?
フィリピン人の富裕層はローカルフィリピン人に対して容赦ない扱いをする。
そんな様子を見ながら最初はやりすぎだろうと思っていたが、その背景がどんどん見えてくる。
今更ながらローカルフィリピン人との接し方が分からない。
利害関係を一切持たないのが一番良いのだが、切なくも富裕層ではない限りそんなことも言ってられない。
10名中ようやく1名当たると言われるフィリピン人探し。
【歴代のベビーシッター一覧】
①ティムの妹
②ティムの母親
③ジェロ
④ジェン
⑤クリスタル
⑥ジ
⑦ジョイ
セオリー通り残り3名のうち1名当たりが入っていると信じて良いのか?
フィリピンに何も期待しない。
これが唯一無二の救いの呪文なのだろう。
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