土曜日の昼、はじめて博多一幸舎に行ってみた。
セブのラーメン店は原住民にとって高級エスニックレストランに属し、とてもお洒落なスポットなのだ。
最も人気の特性豚骨ラーメン470ペソ。
この表示価格はVAT(消費税)12%税込みだが、
これにサービスチャージが10%乗るので、結局お会計は517ペソ(1200円)となる。
セブの庶民の日当353ペソを余裕で超えるので、一般ピノイの口には入らない。
やはり、フィリピン富裕層のたしなみだ。
しかし、貧乏人の数だけ金持ちが居るセブ。
土曜日の昼時は、いかにもと言ったフィリピン人客で埋め尽くされていた。
私の右側の家族はトイレの場所もすっかりお馴染みの常連な感じだった。
箸もご覧のとおり普通に使いこなす。
私の左側のテーブルのグループはとっくに食べ終わっているのに、まるで自分の家にでもいるかのようにリラックスして全然動かない。
しかし、一般的に日本人に比べフィリピン人は客単価が高い。
なぜならファミリーにお土産のから揚げとか持って帰ろうとするのだ。
だから、お土産セットとか入れると良いだろう。
日本人は、ほぼカウンターで独りラーメンというパターンが多い。
背中で語る。
日本でラーメンは、人知れずさすらいながら、カウンターでしみじみとすするイメージだった。
さて、私が注文した豚骨ラーメンが来た。
スープの泡がなんとなく博多長浜のラーメン屋台を思い出させてくれる。
ティムはいつでもどこでもとりあえずスパイシー。
ついでにから揚げも注文。
165ペソ(380円)。
さて、肝心の味のほうだが、ラーメンの評価は人によって様々だ。
他人に勧められて行ったラーメンがイマイチだったり、自分が絶賛するラーメン屋の評価がイマイチだったことは過去に数えきれないほどあった。
だから、あえて、味に関してのコメントは控えておこう。
支払いは、日本と同じでカウンターに伝票を持って行くスタイル。
日本人にとっては非常にありがたい。
フィリピンの場合、お会計はテーブルにウエイトレスを呼びつけ、偉そうに支払い、10分以上かけてウエイトレスがお釣りを運んでくるお大尽なやり方だ。
このレジ会計はファーストフード以外では非常に珍しく、マニラの山頭火というラーメン店以外で見たことが無い。
レジのスタッフに聞いてみた。
「フィリピン人客からこの支払方法についてクレームあったやろ?」
「はい、結構ありました。。。」
客単価500ペソを超えるファインダイニングの店で、食後自ら支払い伝票をもってレジへ行くことを不可解に思うだろう。
しかし、やってみると双方にとって非常に合理的なシステムだと気付くはずだが、これを見て自分の店でも取り入れようとするフィリピン人レストランオーナーが現れる気が全くしない。。。
これもやはりフィリピン人客のニーズ次第だろう。
そのうち、レジも含め日本式を見習う店が増えることを祈る。
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