一世代目ジャパユキ 40年続いたPパブ歴史の終焉
誰が名付けたのか知らないが、日本にエンターテイナーとして行くフィリピーナの事をジャパユキと呼んだ。
40年に及ぶPパブはフィリピン極貧世界の光だった。
破産するまで女性に貢ぐ男達の集う夜の世界で夢の大金をエクスプレスに手に入れて本国のファミリーへ送金。
月に10万円以上が送られてくる。家族の生活は瞬変した。
車を買い、いきなり家が建ち始める。。。
噂好きなフィリピンコミュニティーでは噂話が絶えない。
「あそこは娘が日本で体を売っている。ギャータイ」
軽蔑の言葉の裏に潜む明白な羨望。
”自分の娘もぜひ”というのが本音だろう。
2007年、アメリカの介入で日本政府はフィリピーナへの興行ビザの発給をストップ。
二世代目ジャパユキ 偽装結婚
それから、偽装結婚全盛期へ。
偽装という事は夫婦として一緒に生活したり、関係を持つことは無い。
その代わり、日本人男性へは毎月謝礼として5万円~7万円が支払われる。
セブに住み始めた頃、元ジャパユキのアテSから偽装結婚のオファーがあったが、もちろん丁重に断った。。。
その時、バツイチは男の勲章だが、バツ2から離婚が趣味扱いされると先輩に聞いたのがなんだか気になった。
しかし、それもすぐに防止策が施された。
三世代ジャパユキ ケアギバー
そして、次に日本へ行ける道が話題となっている。
フィリピンの民放ABS CBNで取り上げられていたケアギバー関連ニュース。
800,000 Caregivers kakailanganin sa Japan.
Libreng training sa Davao, Cebu at Laguna balak na itayo ng mga Hapon .日本では80万人の介護職が必要とされている。ダバオ、セブ、ラグナで無料のトレーニングが日本人によって計画されている。
日本は80万人の老人介護のケアギバーが足りない。
正確に言えばもっと足りないだろう。
特別養護老人ホームへの入所は常に100名待ち。
空きが出るという事は入所者が亡くなった時だ。
待っている方が先にパタイ(人間の最後に訪れる儀式)んでしまう現状。
フィリピン人は介護に向いている
耳にタコができるほど聞きなれた言葉だが、それは本当だろうか?
日本で元カノ●の友達が日本の介護施設でパートとして働いていたのでインタビューしたことがある。
「今のシグト(仕事)たのしい?」
「最初は楽かなって思ったけどキツイね」
それを聞いた瞬間からフィリピン人が介護向きという情報に疑問を持つようになった。
給料は安いけど仕事は楽しいという答えは返ってこない。
フィリピンで入院すると良く分かるが、基本的に患者は放置され、リクエストは伝わらずろくなサービスが受けられないのが普通だ。
そんな国の人が抱く介護職のイメージは非常に現実と乖離してしまっている。
フィリピン人が介護に向いている根拠は大家族で住んでいるので、お年寄りの面倒に慣れているとう理屈だが、実際フィリピンに住んで言えることは、家事すらできないフィリピン人が多い。
フィリピン人は介護向きとは思えない。。。
現実に直面するたびに疑惑が確信へと迫る。
フィリピン人がケアギバーに向いているというのは物事をステレオタイプに収束させたい日本人が作った都市伝説に感じて止まない。
実際、2017年早々モトボサツ家では災難続きだ。
カワイイちゃんのヤヤであったジェンの逃亡から始まり、立て続けに3名のフィリピン人雇ったが、かなり酷い目にあってしまった。
その話を周りにすると、実はうちも同じだという話が山ほど聞けてしまう。
日本語のトレーニングを受けて、介護に必要なトレーニングを受けて、適合資格を表面的に作ろうことはできるだろう。
しかし、ケアギバー職へアプライするのは貧困層のフィリピン人。
フィリピンにある程度免疫のある私でさえキャツ等の首を思わず閉めたくなるほど翻弄されているのだ。
しかも相手は社会的弱者な日本人のお年寄り。
嘘や盗みに関する道徳の垣根が変わらないままフィリピン人をそのまま日本へ送ると直ぐに大きな社会問題となることは火を見るより明らかだ。
結局、問題が続出して慌てて日本語能力のみならず、学歴や親の職業で厳選し、給料も日本人並みに出すという流れになるのだろう。。。
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