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【豪快】社長のキャラが適当過ぎて素敵♡ フィリピンへのお土産はブラックサンダーやね

投稿日:2017年7月20日 更新日:

先日、アミーゴ2号で公道爆走してしまった話を書いたが、その時にいろんなお土産を頂いた。

ブログを通じて知り合った方々は、みなさん趣向を凝らしたお土産を日本から持ってきてくれる。

お菓子、モスキート対策用品、カワイイちゃん向けのオモチャ、電池で動く大人向けのオモチャ、金属製カップ、ひんやりブランケット etc。

アイテム自体大変ありがたいが、もっとありがたいのは、私や家族のためになるものを非常に熟慮してアレンジして頂く気持ちだ。

過去に頂いたお土産でブログネタとして活躍したのが白い恋人。

フィリピン人からも熱烈大歓迎され、以前大学の職員にも配ったことがあった。

フィリピン人は袋のままバリバリに割って少しずつ食べる傾向にあることが分かって大変興味深かった。

参考記事:フィリピン人はワレメが大好き。

 

今回頂いた中に白いブラックサンダーがあった。

その方からは毎回ブラックサンダーを頂いているのだが、一回ティムに全部食われたことがあった。

だから今回は机の引き出しにカモフラージュしつつ一人で毎日1個ずつ食べることにした。
フフフ♡

ブラックサンダーというお菓子を初めてみた時に、そのふざけたネーミングに少なからぬ衝撃を覚えた。

洗練されたセンスのかけらもないし、ロゴもまるでフィリピン人に作らせたようなベタで雑な配色だ。

よくこれ社長が許したなとその適当自由そうな社風というか社長自体に興味を抱いた。

チョコにココアクランチを混ぜているこの商品、見た目の『黒』のイメージをインパクト強く伝えるために『BLACK』をキーワードとして企画担当者が検討した結果『黒い雷神』、それを英訳した『ブラックサンダー』と名付けられた。
2000年にリニューアルした際にはその名の「サンダー」から「おいしさイナズマ級!」というキャッチコピーが付けられた。 参照元

黒い雷神という根も葉もない大げさ過ぎる名前からさらに英語名への無理やりなヒネリ。

味はそこそこでいい。

見た者の右脳に強烈なインパクトを瞬間的にたたき込む他の追随を許さない突拍子もないネーミングと「おいしさイナズマ級!」という謎のキャッチコピー。

「若い女性に大ヒット中!?」

駄菓子屋に通うニキビだらけの男子中学生しか食わないイメージからの意外性がさらなるインパクトを生む。

イナズマが走るほど衝撃的に美味くなくても言った者勝ち。

味覚など所詮自己満足の世界なのだ。

社長のインタビューを見つけたが、やっぱり変な人だった。この人絶対友達になりたい!

こちらから抜粋

「ブラックサンダーは若手社員の自主的な創作作業から始まりました。」
「ほぉ~ ニンドットナ」 素晴らしい

「その中にはまずくて食べられない物もたくさんありました(笑)」
「www」

「そこにはひとつ大きな問題がありました。原材料が高級すぎたのですよ。」
「材料入れすぎやろ。。。」

「しかし、私や開発者はこの味を世間に出したかった。反対を押し切り販売に至りました。」
「ギャータイ!」ひでぇ

「売れなかったですね~、最初は(苦笑)」
「ハイナコ(><)」オイオイ

「売れないのと一時コストが合わず1シーズン販売中止にした時期が有りました」
「パタイ(汗」ヤバイね

「ある時、九州の営業マンから進言がありましてね。お客様が再販を熱望されている。
~中略~ 採算度外視でやってみたのですよ。」
「Hoy !?」オイあんた

「2、3年掛かってやっとその九州から認知され火がついて来ました。ほっとしましたよ。その後、数年掛かって関西でも売れるようになり、関東で売れるまで10年くらいかかりました。」
「ドガイ カーヨww」長すぎやろww

「2008年のある日、突然新聞社から連絡がはいりました。北京オリンピックの内村航平選手がブラックサンダーというチョコレートを食べてくれていると。「内村航平って誰だって?(笑)」
「Hoy Ikaw!!」オイアンタ!!

「思うに内村選手は九州諫早市の出身で、ブラックサンダーは九州で数多く販売されていました。それをごく自然に食べていてくれたのではないかと思います。」
「ごく自然って ウンサ マン(汗」ごく自然って何(汗

「なるほど、ブラックサンダーはマーケティング戦略で当たったというわけですね!?」
「いや~っ偶然ですね(笑)」
「全然答えになってないやんwww」

 

成功しない会社の社長はせこい。

成功する会社の社長は賢い。

大成功する会社の社長は結構適当。

 

適当さが大成功の一つの要素であることはブラックサンダーの成功物語からも証明されている。

社員にお任せ

売れなくても気長に構えて、自分が余った在庫を食う位の覚悟。

まるで高田純次を彷彿させるこの対談内容。

この風任せ力は大物経営者のRequirementだと感じて止まない。

人生は宇宙の流れに乗るだけ。

 

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モトボサツ

2年のセブ島ジャングル生活を経てビサヤ語を習得。その後タガログ語も同時に習得し、最後は英語という逆ばりメソッド。現在生命保険、医療保険コンサルおよびビジネス通訳を兼ねる。元セブの大学にて3年間ストリート系日本語教師の経験あり。

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