セブのえげつない交通戦争は路上だけではなく、駐車場でもかなり激しく繰り広げられている。
中でもエリザベスモール(通称Emall)はワイルドパーキングの聖地だ。
青いホンダシビックにかぶさられ出られないピンクのヒュンダイ。
しかも青いホンダは全く悪気がない可能性が高い。
つまりこうなっていることに気が付いていないのだ。。。
バックで駐車すればこんな事にはならないと思うだろうが、ここはフィリピンそうは問屋が卸さない。
先日、LTOに用事があったので最寄りのEmallにアミーガを駐車して歩いていくことにした。
日本式にバックで駐車したらガードマンがドヤ顔でやってきて、頭から突っ込めと言い出した。
話の通じる顔をしていなかったので面倒だが、せっかく駐車した車体を逆へ向けて入れなおした。
周りを見るとちゃんと頭から突っ込んである。
出庫するとき難儀だろうに、なぜこんな変態なルールを作るのか?
柱に貼りつけてある注意書きは「車線の内側へ駐車しないと駄目だよ~」と真面目に描いてある。
小学校かここは。。。
しかし注意書きを書いてもルールに従う文化がないのでプリントの分だけ資源の無駄使い。
LTOの窓口にセクシーな女性職員がいたのでEmallでの不可解なパーキングルールについて聞いてみた。
すると彼女は少し声を潜めてこういった。
「セール アクチュアリ 頭から入れたほうがスムーズだから♡」
一瞬意味を捉えられなかったが、つまりこういうことだ。
フィリピン人はおそらく世界一駐車が苦手で、バックで駐車すると10回位切り返すのでたちまち駐車場内に大渋滞を作ってしまう。
なぜそんなに下手クソなのか?
フィリピンには日本のようなちゃんとした教習所というシステムがなく、免許は取得するのではなく買うもの。
だから公道はつねに教習所状態!
パーキングでもけして気が抜けないフィリピンライフ。
この国の課題は尽きない。。。
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