日本の会社では社員の評価基準の中にコスト意識という部分がある。
つまり、原価意識をどれくらい持って仕事をしているかという事だ。
もう少し平たく言えば経費をタレ流していないか?
フィリピン人スタッフはまずこの部分が史上最低となってしまうのだ。
エアコンは16度で最強設定にし、その一方ドアを全開にし地球をガンガン冷やす。
客がいなければ携帯いじって遊ぶか、スタッフ同士チチクリあって楽しそうに戯れる。
終いには友達を呼び寄せて店の物を食わせたり、お土産まで渡す始末。
やりたい放題だ。
店の格にも依るが,一般的にレストランへの飲食物持ち込みはOk。
OKというのはルールとして確立されているのではなく、黙認されるということだ。
つまりスタッフの怠惰。
それがフィリピンでは文化レベルまで浸透している。
今まで私が持ち込みで怒られたのは過去に1回だけ。
7年ほどだったか、マボロにあるオフロードカフェがまだバグダッドカフェ並みに荒野な感じだったころ、コーヒーを買い2階で持ち込んだドーナツと一緒にやろうとしたらわざわざ眼鏡の女性スタッフがやって来て持ち込み禁止だと注意された。怪しかったのだろう(汗
「ほう、ここはちゃんとした店やね」
私は気を悪くするどころか逆にその瞬間からオフロード派になった。
先日、SINANGAg stationというローカル店で昼飯を食った時の事、若い女性が2名座っていた。
1人はBDOの制服を来た小太りのフィリピーナ(ガマイタンボック)。
歳の頃はそうさのぉ28歳位か。
もう片方は23歳位でスラりと痩せていて(ニーワン)、日本人好きのするグワパタイプだ。
ガマイタンボックはSINANGAgの料理を食べていたのだが、ニーワンの方は
もちこんだ弁当を堂々と広げて食っている。
ゆで卵までテーブルの上に出してやりたい放題。
この国はグワパなら何でも許される下心充満傾向にあるのだが、堂々とした様子を見ていると悪い事をしているという感覚は全くないようだ。
日本ではもちろん飲食店への持ち込みは禁じ手なのだが、ネット上でこんなQAがあった。
フードコートへ弁当の持ち込みがどうかということが争点なのだが、それよりも40~50代の中年男性が20代の女性とイチャイチャすること自体が羨ましいマナー違反だろう。
彼女の手作り弁当と書いてあるが、ひょっとして男性の奥さんが愛情こめて作った弁当を若い愛人の前で堂々と広げて食べているのではないか?
このトピに対して色んなコメントがついているが、納得する答えはただ一つ。
別にあなたが経営してるワケではないんだからそんな心配しなくてもいいと思いますけど・・・。
そうなのだ!
結局フィリピンと同じでオーナーじゃないのに心配しても仕方がない。
刑法にひっかからない程度に怒られるまでやってみたら良い。
フィリピンではスタッフが原価意識を持たずに適当にやっているのだが、それはカルマとして自分たちの安月給へと反映されているのだ。
持ち込みはフィリピンの醍醐味と楽しんでしまおう!
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