フィリピンは何でもかんでもトロいのだが、とくに支払い時のレジ処理がずば抜けて遅い。
先日アヤラのダイソーへ行って買い物をしたのだが、なんと並び始めて自分の番が来るまで15分もかかった。
スタッフ側の要因を観察してみると、まず釣銭が恒常的不足している。
1000ペソや500ペソ札を出した客にいちいち「Do you have smaller bills?」と聞く。
100ペソ出すと、「Do you have coins?」と聞くのだ。
もし持ってたら最初から出してるだろうし、持っていても出したくない場合は持っていないフリをするだろう。
この不毛なやり取りのロスタイムが半端ない。
客も自分の支払うべき金額をざっと計算することを一切しないので、レジで言われて初めてバッグの中の財布を探し始める。
そして、もたもたと財布の中から紙幣を取り出すのだが、その全行程が長すぎる。
客のニーズにスピードという文字がないので、合理化という努力をするだけ無駄なのだ。
フィリピンでは段取りは悪だ。
予測?いやいや、そんなまだ起きていない事象を心配して動くのは奇妙だと思っている。
そして、偶発的に客が多く、レジ渋滞ができるのは自然災害の一部だと思うのだ。
ダイソーといえども所詮フィリピン。。。
さて、本題のマクタン空港の駐車場問題。
深夜のマクタン空港は韓国からの直行便が一斉に到着し、高圧的な韓国人たちが一斉に到着ゲートからどや顔で出てきて、空港中に響きわたるような大声で迎えを呼びつける。
一気に付近の空気がドヤ街へ変わる瞬間だ。
そして当然到着したら一斉に迎えの車が駐車場から到着ゲートへ向かって動き出す。
先日、その渦に巻き込まれてしまった。
午前12時を少し回った頃だったが、空港の駐車場は料金所へ向かう車で埋めつくされていた。
どの車もフィリピン人らしく1mmも譲らない臨戦態勢をむき出しだ。
まず、自分のとめて居る場所から出れない。
ここでは自己犠牲というマインドはなく、誰ひとりとして他人に道を譲る理由がないのだ。
15分経ってもピクリとも動かない車の列。
ひょっとして出口付近で事故か?
一体どうなっているのか気になったので状況を歩いて確認してみた。
料金所のゲートの外側から見た様子。外側はガラ空きじゃないか!?
要するに、レジスピードが信じられないほど遅いだけなのだ。
理由はダイソーと全く同じ。
「Do you have smaller bills? coins? 」
客もアホが多いので、500ペソから払っているのもいる。
そのたびに、スタッフはどこかあわてて両替へ行くのだ。
そしてシステムもショボい。
入口で発行されたパーキングカードをキャッシャーの女性が処理する際に、カードリーダーへ挿入しているのだが、これがまた亀スピード。
読み込んで金額が出てくるまで10秒はかかる。。。
フィリピンのマシーンも算数が苦手?
平均1台あたり余裕で1分以上かかれば、自分の前の40台が通過するのに40分かかるわけだ。
深夜の空港駐車場のものすごい渋滞事情。
そして、ぜひ日本のレジシステムを導入してほしいと切望してやまない。
これからクリスマスへ向けてさらに激化するものと思われるので、ぜひご注意を!
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