セブで綺麗な海を堪能しようとすれば、セブ市から100km以上離れなければならない。
ここ数年、年末年始に外泊するのが恒例となっているが、基本的に私に決定権は全くない。
我が家のメスライオン様が値段とか関係なく独断で即決するのだ。
まるで佐賀のような町 ボルホオン
今回彼女がお決めになったのはBoljoon(ボルホオン)。
スペイン語読みなのでホルジョオンとならない。
セブ市から103km南下し、ローカルフィリピン人のリゾート地として有名なアルコイとジンベイザメで有名なオスロブの間に存在する。
セブの歴史上では、スペイン時代に教会を中心に栄えたという史実があるが、今は昔。
日本で言えば福岡と長崎に挟まれた佐賀県のようにいつの間にか通り過ぎるだけの存在感の薄い町である。
断崖からそのまま海といったワイルドなイメージが強く、マクタンのシャングリラのようにセクシーガールが尻を振りながら闊歩するビーチリゾートというより、釣り竿担いだがまかつのコマーシャルが似合う男らしい場所だ。
最近のセブは田舎の方まで渋滞が伸びている。
休日に南下する時はまずカルカルのガイサノで一回。
そしてカルカルのロータリー付近でもう一回。
ここで平均30分は最低タイムロスすることになる。
ガソリンスタンドでトイレ休憩を入れ、ちんたら走ってドアツードアで3時間半で到着。
想定内の結果だった。
しかし、12月30日は生憎の雨となった。
私は雨男ではないのだが。。。
岸へ叩きつける海水を眺めていると、玄界灘を望む元炭鉱町で過ごした30代の若きモトボサツ荒野時代が思い出させられる。
今回の宿はこちら。
「CEBU CLUB FORT MED RESORT」
ティムが決めて私が支払う係。。。
スタンダード部屋をチョイスしたが、101号室は最もプールとレストランに近く悪くない。
カワイイちゃんはプールで遊びたがったが、雨が降っており一緒に遊ぶのが辛い。
南国セブといえどもちょっとした寒修行だ。
結局彼女だけプールで泳がせて黄色い泡の出る液体飲みながらパパは見守ることにした。
例の地黄色い泡の出る液体があった!
↓↓↓
さっそく荒海を眺めながら年末の五臓六腑を潤すことにしようじゃないか。
2017年12月31日
翌日は打って変わって快晴!
磯釣りの似合う男らしい海を眺め、朝から香ばしい香りのコーヒー。
まさにセブ生活冥利につきる瞬間だ。
コーヒーの味 ☆☆☆☆ うーん、悪くないね。
ここはカップルより断然家族連れが多い。
さすが、セブの佐賀県!
「ママ、イイヒ(おしっこ)」
スペイン丸出しの伴天連顔をした女の子が私の背後で居眠りこいているママのところへ走ってきた。
歳の頃はそうさのぉ、4歳くらいか。
「sige lang(まあいいよ)」
母親は夢から起こされ、けだるくそう言った。
謎のやり取りのあと、女の子はプールへと入りじっと固まった。。。
ホイ!!
ここのプールは30%くらい子供の尿で構成されているだろう。
いやフィリピンは大人だって怪しいので、もっと濃い可能性が高い。
当たり前だが絶対飲まない方が良いだろう。
つづく。
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