フィリピンで日本人の居ない日本食レストランといえばTOKYO JOE(東京ジョー)が真っ先に思い浮かぶ。
日本を気取りフィリピン人客をガッツリと集客できればそれでいいだろう。
まずはこちらをご覧ください。
一方、フィリピンで最もメジャーを形成する外国人といえばぶっちぎり韓国人。
フィリピン全土いたるところにハングル文字で書かれた色んな看板が掲げられている。
それらの多くは飲食店でフィリピンに住む韓国人のための店である。
しかし、最近はこの境界線が微妙になり、韓国式焼肉にフィリピン人客が入り込むようになってきた。
毎月15日と30日の給料日はいままでジャリビーだったはずなのに、韓国焼肉へ!
時代は急速に変わっているのだ。
セブの場合、Pearlに並び韓国焼肉の双璧ともいえるのがコギ-Q。
セブにいる韓国人の会話で私の耳によく入ってくる韓国語の単語はパボ(バカ)コギ(肉)。
パボはバカの意味で、よく電話で「パボパボ」と火病出しているのを見る。
コギはずいぶん長い間謎だったが、コギQの出現で意味が繋がった。
肉食なフィリピーナといえばうちのティム。
数年前パークモールにコギQが出来たとたん興味を示し、ほぼ無理やり連れて行かれた。
激安食べ放題焼肉。
まるで昭和の日本で体育会の大学生御用達な激安焼肉を彷彿させる。
当時の値段はおひとり様250ペソ程度だったと記憶している。
ハエのたかる得体のしれない変色気味な肉に恐々としたものだった。
韓国な焼肉店なのにフィリピン人客御用達で韓国人がいない!
これは東京ジョーに日本人がいないのと同じだ。
しかし、このコギQは勢力拡大中でダバオでもフィリピン人に人気らしい。
先日、メスライオンからセブのSMのコギQに連れて行かれた。
値段はおひとりさま399ペソ。
マクタンのアウトレットと値段が違うやん!?
たしかあそこは300ペソ以内だった気がする。
店舗によって値段が違うのがコギQのやり方だ。も
しかし、SM店おひとり様399ペソ。
モール内ということもあり、ハエがたかっていなのが救いだ。
ティムが魚の切り身を持って来て焼いている。
「あんたそれどこから持ってきたと?」
「あそこで貰ってきた」
指さした先を見ると食材が並んでいる真ん中あたりに調理場みたいなところがある。
つまり、そこでわざわざ言わないと出てこない秘め物なのだ。
なんかズルいな韓国式。。。
私も早速ティムに習ったとおり図々しくも注文してみた。
すると厚みのある切り身がポンと二つ出てきた。
今日は安い焼肉はほどほどに、魚介パーティーにしようか。
結局単価の高そうな魚の切り身とエビばかり食ってしまった。
周りのフィリピン人客のテーブルをみると、やはりライスが盛ってある。
さすがライスがライフラインなフィリピン人。
食べ残し一人につき150ペソ罰金。
つまり4人だと600ペソも徴収されるのだ。
NO Take out。持ち帰り禁止。
書かないと普通にやるのがフィリピン人。
会計を済ませ店の外へ出るとティムが指さしてこう言った。
「ほら、ここに書いてあるでしょ?」
Fish Steak
店に入る前に食材の情報を目ざとくインプット。。。
私だとFish steakにはまずありつけていないだろう。
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