うちのカワイイちゃんは4歳になり、幼稚園へも通っている。
一応幼稚園の中の言葉は英語で統一されているようだが、家の中ではティムが例のビサヤ語混じりの英語なので微妙だ。
まあ、それでもYoutubeなどガイジンが作っている子供向けのコンテンツを英語で観ているので、ほぼネイティブな英語発音になっている。
大人になってから趣味でビサヤ語をやるのはいいが、子供の頃からビサヤ語で思考するようになるとヤバい気がする。。。
現在国籍取得の手続き中ということもあり、将来は日本の学校へ入学させたい。
だから私は極力日本語で話しかけるようにしている。
現在の彼女の使用言語は英語70%、ビサヤ語20%、日本語10%の割合だ。
夜遊びもせず夜9時頃になるとカワイイちゃんに絵本の読み聞かせをしているのだが、最近日本の昔話も取り入れるようにした。
セブには日本の絵本が売っていないので、youbuteで検索し音だけ消して紙芝居みたいに私が適当に日本語で読む感じだ。
先日、かわいいチャンにかぐや姫の物語を読み聞かせているとき、ストーリーの展開に違和感をたっぷり感じてしまった。
自分が子供の時には何も感じなかったのに、大人になるという事はこういうことなのだ。
以下、読み聞かせ中の私の心のつぶやき。
不思議な光る竹を切ったら中からかぐや姫が出てきた。
もう1センチ違ってたらヤバかったよね。。。
おじいさんが竹を切るたびに中から小判がザクザクと出てきました。
自分で言っておきながらザクザクという擬音語に欲望が掻き立てられそうになる。
こんな感じで竹切るだけでオカニが簡単に手に入るというイージーなイメージを子供に与えたくないな。。。
おじいさんはオカニモチになり、大きなやしきを建てました。
おばあさんはオカニもちになっていないの?
ていうか、オカニ=立派な屋敷という発想がフィリピンみたいだ。
三か月経つころには美しい娘に育ちました。
育つの早すぎだが、この部分って自分が子供の頃完全にスルーしていた。
何人もの男の人がかぐや姫をお嫁にしたいと屋敷へやってきました。
読み聞かせする父親としてはこの部分はイラっとする。
その玉の枝があまりにも見事だったので、かぐや姫は結婚を断れず困ってしまいました。
え!?
姫の美しさは思った以上で、そばにいるだけで心まで清らなになるようです。
いやいや、そもそも心が清らかだったら美女を囲って好き勝手にしようと思わんだろ?
月へ帰るかぐや姫はきっと結婚とかして親元から離れる瞬間を描写しているのだろうか。。。
意外とツッコミたくなる日本昔話。
親は物語を読み聞かせをしながら、そのストーリー性にイラっとしたり子供が知らない事情を心の中で呟いていたりするものだ。
次は桃太郎を英語で行ってみようかな。
ところで、「どんぶらこ どんぶらこ」って英語でなんて言えばいいんだろうか?
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